きらめく海が美しい！「開国の街」伊豆下田のおすすめ観光スポット8選！

美しい海に真っ白の砂浜、「開国の地・下田」へ

静岡県の人気観光スポット下田市。伊豆半島の南端にあり、ペリー提督の黒船で来航したことから「開国の地」として有名です。また、日本有数の人気を誇る海水浴場「伊豆白浜」は、碧く透き通る海とサラサラの白い砂浜が美しく、まるで南国リゾートのようだと多くの観光客を惹きつけます。 その景観は美しく、見どころも多い伊豆半島でも指折りの人気の観光地「伊豆下田」。編集部が実際に訪れて取材した、おすすめのスポットをご紹介します！

大明神岩の朱鳥居が空に映える「白浜神社」

通称「白浜神社」として親しまれる伊古奈比咩命神社（いこなひめのみことじんじゃ）は、2,400年以上の歴史がある伊豆最古の神社。神社の駐車場から少し歩くと「大明神岩」という大岩があり、その上には朱鳥居が。岩の上に登ることもでき、人気の撮影スポットでもあります！白浜大浜海水浴場のすぐ隣りなので、海岸側からも訪れることができます。多くの人で賑わう海水浴場からも神聖な朱鳥居が見え、それは素敵な光景です。

伊豆のパワースポットとしても有名な白浜神社。結婚式を挙げるカップルがいるほど、縁結びにもご利益があると言われています！また、白浜で初日の出も拝めるということで初詣にも人気。その時期には露店が並びます。

白い砂浜と透き通る碧い海「白浜大浜海水浴場」

伊豆白浜で一番の賑わいを見せる全国でも屈指の人気ビーチ「白浜大浜海水浴場」。サラサラの真っ白な砂はおよそ800mも続き、美しいスカイブルーの海は環境省の水質調査で毎年のように最高ランク！まるで南国のような雰囲気で、特に若者が集まるビーチとして有名です！

伊豆白浜観光協会によると、夏のシーズン以外は監視員はいませんが、GWから9月半ばまで泳ぐことができ、お盆を過ぎてもクラゲはほとんどいないそう。遅めの夏休みのお出かけ先にもおすすめです！ 海の家はありませんが、砂浜からすぐの国道沿いには、レンタルショップにトイレやシャワー、コンビニ、食事の出来る場所が並んでいます！

白浜大浜はサーフスポットとしても有名で、サーフィン初心者から上級者まで多くの人が訪れます。夏の時期はサーフィンエリアは区分けされているので、海水浴もサーフィンも楽しめますよ！ 駐車場も国道沿いに多くありますが、混み合う日には朝のうちに満車になる駐車場も。午前4時頃からオープンしている駐車場もあるそうなので、できるだけ早めに到着できるように準備した方がいいですね！

カモメとともに！伊豆クルーズ「下田港内めぐり」

下田と言えば幕末開港歴史の港。日本が鎖国している時に、ペリー黒船艦隊が来航したことで知られています。その来航時、旗艦としてペリー提督が搭乗していたことで有名な「サスケハナ」の遊覧船に乗り、下田港を一周することができるのが伊豆クルーズの「下田港内めぐり」！海岸沿いの街並みやペリー艦隊投錨の地、弁天島、南伊豆の絶景を楽しむことができます。

また、デッキで体験できる「カモメの餌付け」も人気です！100円で餌を持って、海へ手を伸ばすと、たくさんの下田のカモメが寄ってきます！風を感じながらの体験は本当に爽快！動画ではその様子をお伝えしていますので、ぜひ動画も見てみて下さい！ 下田港内めぐりの他にも、伊豆最南端の絶景をめぐる「石廊崎岬めぐり」も人気！海上から見上げる「石廊埼灯台」や海底が見える「ヒリゾ海岸」、「みのかけ岩」をめぐります。

なんと天然！砂が積みあがってできた「田牛サンドスキー場」

強い風によって吹き寄せられた砂が積みあがってできた「田牛（とうじ）サンドスキー場」。その砂のゲレンデの傾斜は30度、滑走距離は45m！登ってみると思ったよりも急斜面です。田牛海水浴場前の駐車場などで「ソリ」をレンタルすると楽しさ倍増！うまく滑れないと砂まみれになってしまうので、それなりの覚悟を持って滑ってください（笑）砂はサラサラなので、泥んこのようなことにはならないので安心して下さい！

目の前に広がる太平洋と足もとの砂！アクティブに楽しめるので、子供連れなどではとても盛り上がるスポットです！表にある駐車場（有料）とソリのレンタル代だけで遊べるのも嬉しいですね！同じ駐車場に車を停めたまま、お隣の観光スポット龍宮窟にも行くことができます。田牛海水浴場＋田牛サンドスキー場＋龍宮窟を一気に楽しむのもおすすめです！

見下ろせばハート形の自然が生んだ洞窟「龍宮窟」

上から眺めるとハートの形に見えると話題を呼び、パワースポットとして有名になった「龍宮窟」。長い年月をかけて、波が海岸の崖を削ることでできた洞窟の天井が一部崩れ、大きな天窓が開いたこの場所は、洞窟の上にある遊歩道から写真を撮ると、ハートの中に入った写真を撮影することができます。（写真の左上の方、わかりますか？？笑） また、ドラマ「地味にスゴイ！DX校閲ガール・河野悦子」で石原さとみさんと菅田将暉さんが訪れたことでも有名になり、ロケ地めぐりや聖地巡礼ファンにも広く知られることになりました。今年はテレビCM「大人の休日倶楽部」でもロケ地として放送され話題になりましたね。

龍宮窟には階段で降りることができます。天井からは水滴がしたたり、夏でもひんやりとして涼しく、静かで神秘的。天窓を見上げれば伊豆下田の空。デートなどにおすすめのスポットです！ハートの浜辺に入ってみたいものですが、落石によりビーチなどの一部のエリアは立ち入り禁止になっていました。安全のためにも、マナーを守って観光しましょう！

柳並木と石畳が風情ある小径「ペリーロード」

平滑川沿いに続く、石倉やなまこ壁の町並みが残る、柳並木が美しい石畳の小径「ペリーロード」。幕末にペリー提督一行が下田条約締結のために行進した、ペリー上陸記念公園から了仙寺までの散歩道を指します。今ではそのレトロな雰囲気が人気の観光・撮影スポットで、着物で街歩きする観光客の姿も見られます。また下田公園とともに、市の花に指定されている「あじさい」の名所としても知られています。

ペリーロード付近にはカフェなどの飲食店が多くあるので、ランチなど、ひと息つくにもおすすめです。平滑川に沿って、ペリー上陸記念公園の方へ歩いていくと、下田の新名物「下田焼き」や富士山の天然水のかき氷がいただける「粉もん茶屋あほや」が。築140年という建物にてリラックス。ペリーロード観光は、のんびりゆっくりはいかがでしょうか。

イルカと遊べる！イルカと泳げる！「下田海中水族館」

海上に浮かぶ水族館としても有名な下田観光で人気のスポット「下田海中水族館」。自然の入り江を利用している「ふれあいの海」ではイルカがのびのびと泳ぎ回っていて、イルカに餌をあげたり手軽にふれあえる「ドルフィンフィーディング」や入江でイルカ達と一緒に泳ぐ「ドルフィンスノーケル」など、イルカと様々なふれあいが楽しめるのが特徴です！その他にもアザラシのスマイルシップやペンギンのペタペタマーチなど、面白くて楽しいショーがたくさん用意されています！入口手前のカメ池には大きなウミガメが暮らしていて、来館者を迎えてくれますよ！

白亜の灯台が美しい野水仙の群生地「爪木崎」

伊豆半島の東海岸、須崎半島の先端にある「爪木崎」。真っ白な灯台と海水浴場が印象的で、ゆるやかに上下しながら延びる灯台までの遊歩道を歩けば、吹き抜ける風がとても気持ち良いスポットです。西側の海岸では、「俵磯」と呼ばれる柱状節理を見ることができます。周囲は野水仙の群生地で、毎年12月20日から開催される「水仙まつり」には、300万本もの水仙が咲き乱れ、多くの観光客が訪れます。

また、最近でも二階堂ふみさんがオープンカーに乗って灯台に向かうCMのロケ地に選ばれていたり、この爪木崎はロケ地としても有名な場所。爪木埼灯台はMr.Childrenのシングル「Sign」のジャケットになっていることから、ミスチルファンにも愛されています。 日本ロマンチスト協会と日本財団により「恋する灯台」にも選ばれているように、デートスポットとしてもおすすめです。

静岡県・下田市へのアクセス

東京方面から静岡県・下田市への車でのアクセスは、海側を走りたいかどうかで変わります。 海沿いルートは東名高速で厚木I.Cから、小田原厚木道路を経由して、小田原、熱海と回ります。王道ルートのため、夏の時期はだいぶ渋滞しています。 東名高速沼津I.Cから伊豆縦貫道、修善寺、天城峠を越える（歌っちゃいます♪）、河津から135号線に入る山越えルートは比較的スムーズに移動できます。その日の渋滞情報などをよく確認して、選んでみてはいかがでしょうか？ 電車でのアクセスは、特急（踊り子号）を利用すると、東京駅から伊豆急下田駅まで約2時間40分！乗り換えが無いのでずいぶんゆったり、体も楽です。 新幹線利用の場合は、東京駅から熱海で下車、伊豆急行線に乗り換えて伊豆急下田駅です。伊豆急行線で特急を利用した場合、所要時間は約2時間。速さでは新幹線＋伊豆急行線の特急ですね。節約派は普通列車利用で。東京駅から熱海駅、そこから伊豆急行線にて伊豆急下田駅です。海でお酒を飲んだりする場合は、しっかり電車で行きましょう！

今度の休みは開国の街「下田」に行こう！

歴史ある開国の地「静岡県・下田」。観光スポット盛りだくさん、碧い海や爪木崎の夕凪など、壮大で爽やかな自然を感じることができるので、旅行にもお出かけにも大変おすすめです。今度のお休みは静岡県・下田に行ってみてはいかがですか？？

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静岡県・下田観光のハイライトを動画で見よう！

動画・モデル撮影：BUD International

撮影協力：下田市観光交流課、伊古奈比咩命神社（白浜神社）、伊豆クルーズ（加森観光グループ）、下田海中水族館│モデル：ながたさき

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