700年の歴史ある城下町。“山陰の小京都”「津和野」を巡ろう。

江戸時代より亀井氏11代の城下町として繁栄した津和野。街の中心地には、武家屋敷や神社、教会などが集まる「殿町通り」があり、観光の拠点となっています。周辺の観光スポットと併せて、津和野の見どころをご紹介します。

日本五大稲荷の一つ「太皷谷稲成(たいこだにいなり)神社」

津和野 太皷谷稲成神社本殿

最初にご紹介するのは「太皷谷稲成神社」。1773年に京都の伏見稲荷大社から勧請を受け創建した神社で、日本五大稲荷の一つとして知られています。創建当時に失くし物をした男が7日間お参りをしたところ見つかった、という逸話から願望成就のご利益があるとされ、全国で唯一“稲荷”を“稲成”と表記します。他にも、開運や良縁祈願などのご利益が期待できるそうですよ。

太鼓谷稲成神社 表参道

境内へは伏見稲荷大社にもある「千本鳥居」をくぐって行きます。表参道である263段の石段に並べられた朱色の鳥居がとっても鮮やか。登った先には創建時の宮である元宮、稲成大神の使いの神を祀る命婦社(みょうぶしゃ)、本殿(新殿)、その後ろにある新殿裏奉拝所があります。これら4つを順番に参拝する「四ヶ所参り」が習わしなので、ぜひ参拝してみてくださいね。

■太皷谷稲成神社
住所
島根県鹿足郡津和野町後田409
電話番号
0856-72-0219

国指定の史跡「津和野城跡」

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太鼓谷稲成神社の参道からリフトで約5分、歩いて20分ほどにある史跡が「津和野城跡」。別名「三本松城」と呼ばれ、鎌倉時代に山を削って建てられた山城です。明治時代に廃城となりましたが、中世と近世の山城が一体となった全国的に数少ない城で、1942年に国の史跡に指定されているんですよ。現在は、天守跡や石垣など往時を偲ぶ貴重な遺構を見ることができます。

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700年以上という長い歴史に思いを馳せつつ城跡を見学した後は、素晴らしい眺望もお忘れなく。標高約360mの高台からは、津和野の街を一望できますよ。

■津和野城跡
住所
島根県鹿足郡津和野町後田477−20
電話番号
0856-72-1771 (津和野町観光協会)
リフト料金
大人(中学生以上)/450円、小学生/400円
リフト運行時間
9:00~16:30 ※下り最終運行 下り16:30
リフト運行期間
12月1日~2月末は土日祝日のみ運行
※1月1日~1月5日は運行。臨時運休有り
リフト休業期間
12月1日~2月末の平日

津和野を代表する観光スポット「殿町通り」

津和野 殿町通り

最後に津和野のメイン観光地である「殿町通り」をご紹介。城下町時代の佇まいを残したこちらの通りには、小説家の森鴎外を輩出した藩校養老館跡や郡庁跡、津和野藩の筆頭家老を務めた多胡家の表門やカトリック教会など多くの史跡があります。 かつての武家屋敷のなまこ壁が並び、通りに沿って流れる掘割にはたくさんの鯉が悠々と泳いでいます。特に初夏は白や紫の花菖蒲が咲き、色とりどりの鯉たちとの組み合わせがとっても素敵なんですよ。

津和野 殿町通り

「殿町通り」には、おしゃれなカフェや民芸品店などもあるので、休憩したりお土産を探すのにオススメ。津和野の歴史に触れながら、情緒あふれる街並みの散策を楽しんでくださいね。

東京から津和野へのアクセスは、電車なら新幹線で「新山口駅」を経由して約7時間30分。飛行機で行く場合は、「羽田空港」から「萩・石見空港」を経由して約2時間30分です。

数多くの歴史あるスポットが残る津和野。神社を参拝したり、城跡を訪ねたりと様々な体験ができますよ。ゆったり、しみじみと城下町の散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

■殿町通り
住所
島根県鹿足郡津和野町後田
電話番号
0856-72-1771 (津和野町観光協会)

2018年9月6日 飛行機での所要時間を修正しています。

※情報は記事公開日時点のものになります。