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ゴンドラやロープウェイで楽しめる! スイスの人気観光地「マッターホルン」を見に行こう!!

「マッターホルン」はスイスとイタリアの国境、アルプス山脈にある標高約4,478mの山です。マッターホルン周辺はロープウェイやゴンドラなど、いくつもの輸送手段があるため、標高の高い所まで簡単に行けます。

ツェルマットからマッターホルンを眺めよう

ツェルマットの村とマッターホルン
ツェルマットの村とマッターホルン

スイス側でマッターホルン観光の拠点となるのは、標高1,620mにある村「ツェルマット」です。実はこの村は、ガソリン車の乗り入れが禁止されていて、見かける車は小ぶりな電気自動車だけなので、空気が澄んでいます。村にはホテルやスーパー、レストラン、ファストフード店、お土産物屋のほか、有名アウトドアブランドのショップが軒を連ね、一日中にぎやかです。メインの通りはチロル調の建物が多く、ベランダは花で彩られ、いかにもスイスらしい風景が広がります。
ツェルマットのホテルにはマッターホルンビューの客室に泊まれるところもあるので、ぜひ泊まってみてください。刻々と表情を変えるマッターホルンを室内から楽しめるので、おすすめです。

展望台からマッターホルンを見てみよう

ゴルナーグラード鉄道
ゴルナーグラード鉄道

登山鉄道やロープウェイ、ゴンドラを使ってさまざまな展望台に行ってみましょう。ツェルマットから乗り物を乗り継ぐだけで3,883mという、富士山よりも高い地点に行けるんです。何度も乗るようならフリーパスを購入するのがおすすめです。簡単に上れますがその分、高山病にも注意してください。気分が悪くなったら、早めに下へおりましょう。

スネガ展望台

ライゼ湖の逆さマッターホルン
ライゼ湖の逆さマッターホルン

ツェルマットからケーブルカーに乗って約3分で「スネガ展望台」に到着します。この展望台の一番のポイントは、展望台のすぐ下にあるライゼ湖から“逆さマッターホルン”が見られることです。気象条件が良ければ、どちらが本物か区別がつかないほどに完璧な逆さマッターホルンが見られますよ。

ゴルナーグラート展望台

ゴルナーグラード展望台
ゴルナーグラード展望台

ツェルマットからゴルナーグラート鉄道に乗って約33分。標高3,089mの終点ゴルナーグラート駅まで一気に上ります。電車から降りれば、4,000m級の名峰と氷河がすぐ目の前に広がる「ゴルナーグラート展望台」です。近くにはホテルやレストランがあり、絶景を望みながらランチタイムや休憩時間を過ごせます。
ゴルナーグラート駅の一つ手前、ローテンボーデン駅の近くの湖リッフェルゼーも逆さマッターホルンが見られることで人気の場所なので、多くの人が湖までのひと駅分を、絶景を楽しみながら歩いています。

ロートホルン展望台

ロートホルン展望台から望むマッターホルン
ロートホルン展望台から望むマッターホルン

スネガ展望台から、さらにゴンドラとロープウェイに乗って行くと「ロートホルン展望台」に到着します。ここから見るマッターホルンが一番尖っていると言われています。

シュヴァルツゼーで迫力満点のマッターホルンを見よう

シュヴァルツゼー
シュヴァルツゼー

マッターホルンへの登頂は非常に難しく、特に“北壁”と呼ばれるあたりは、プロの登山家でも難しいと言われています。
ですが、標高2,583m地点の「シュヴァルツゼー(黒い湖)駅」周辺は、ゴンドラリフトを利用すれば誰でも行けます。シュヴァルツゼーで湖を背にすれば、目の前に北壁がそそり立ち、迫力満点です。自分の足で登れなくても、充分に壮大なマッターホルンを楽しめます。

マッターホルンの美しい景色を堪能

マッターホルンの星空
マッターホルンの星空

朝のマッターホルンは朝日に照らされて赤く染まり、やがて日が昇りきると山全体が黄金色に輝きます。夜は空いっぱいに星が輝き、雪で白く光る山と織りなす景色はまるで絵画のような美しさです。
この絶景を見るためには、事前に日の出の時間や乗り物の時間を確認しておきましょう。朝は冷え込むので、防寒対策は夏でもしっかりとすることをおすすめします。山の天気は崩れやすいので、絶好の天気でマッターホルンを見るためには、長めの滞在がおすすめです。

思わず息を呑んでしまうようなマッターホルンは、まさに一生に一度は見に行きたい絶景です。

この記事は2019年2月7日に公開されたものを編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。