自然を慈しむ歩き旅。大阪・高槻のゆるりトレッキング

大阪府と京都府の県境にあるちょっと変わった名前の「ポンポン山」は、元は加茂勢山と呼ばれていました。山頂で足踏みをすると、ポンポンという音がしたことからこの名前になったのだとか。
このエリアは山が連なる「山岳信仰」の拠り所でもありますが、今回は大阪側から「神峯山」と「ポンポン山」を歩く、簡単なトレッキングのご紹介です。

スタートはJR大阪駅から電車で約15~20分のJR高槻駅。トレッキング中は飲食店やコンビニなどはありませんので、昼食や飲み物の確保は駅前で済ませておきましょう。往復で5時間ほどみておけば大丈夫ですが、あまり遅い出発だと日が暮れてしまうので、朝早めが推奨です。
スニーカーで歩けないこともないですが、できればトレッキングシューズを履いていきましょう。トレッキングシューズはそれ専用なだけあって、足への負担やグリップ感などが考慮されて作られています。

バス停「原立石」から神峯山寺(かぶさんじ)へ

神峯山寺へ向かう林道

高槻駅から市営バスで約20分の距離に「原立石」というバス停があり、そこがスタート地点となります。右手の道を進んでいき、牛地蔵に出会ったらそこが神峯山寺への参道入口となります。しばらくはアスファルトの道なのでラクラク。生い茂る木々の香りとマイナスイオンを胸いっぱいに吸い込みましょう。原立石から神峯山寺までは約30分ですが、「少し距離をカットしたい」という方は、下車するバス停を「神峯山口」に延ばしてください。そこから神峯山寺へは約15分です。

神峯山寺

神峯山寺は新西国霊場三十三所第十四番札所と神仏霊場百五十一所第六十四番札所です。京都の比叡山のような修験道のお寺で、現在でもそれにちなんだ行事がたびたび行われているのだとか。
赤い山門が立派で美麗で、青もみじとのコントラストも、秋の紅葉と交わる様子も素晴らしいです。

■神峯山寺
住所
大阪府高槻市大字原3301-1
営業時間
9:00~17:00(冬季は16:00まで)
電話番号
072-688-0788

神峯山寺から本山寺(ほんざんじ)、そして東海自然歩道へ

東海自然歩道

神峯山寺での参拝を終えたあとは、林道に入ります。神峯山の森自然園を横目に東海自然歩道を通って、ひとまず本山寺を目指しましょう。約1時間30分ほどのトレッキングでお手洗いは本山寺までないので注意しましょう。コンクリートで舗装された道もありますし、迷うような道もないので難易度が高くなく安心です。
本山寺と神峯山寺は毘沙門天をご本尊としており、長~い階段が少々ハードですが、京都・鞍馬寺と共に「日本三毘沙門天」のひとつとなっていますので訪れる価値はあるかと思います。
参拝後は、本堂右から続く東海自然歩道を再び歩きます。あとはひたすらポンポン山の頂上を目指します!

■東海自然歩道 西の起点
住所
大阪府箕面市箕面1576

そしてポンポン山登頂!

ポンポン山の自然

東海自然歩道をひたすら進み、雑木林を抜けると目的地ポンポン山に到着!
頂上からの景色の写真はあえて掲載しませんので、京都市街や丹波の山々、そして淀川などが一望できる景色をぜひご自身の目で確かめてみてください。山頂はテーブルもあるので、ランチをここでとるのも良いかと思います。
下山はもと来た道を戻ります。上述の「神峯山口」のバス停からJR高槻駅へ向かいましょう。
ポンポン山から京都府長岡京市の善峯寺を目指す長めのトレッキングコースもありますが、こちらは登山経験が何度かある方にオススメします。プラス2時間ほどの距離になるのと、帰りが京都からになるのでご注意を。

■ポンポン山

※情報は記事公開日時点のものになります。

ここむんと
長野出身、大阪在住のライター4年目。トリドリでは関西メインで執筆中で、できるだけ自分で実際に歩いて撮った一次情報をシェアしています。旅の計画から帰宅後まで活用してもらえるコンテンツを目指して。
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