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ダイナミックな渓谷美を体験しよう!奈良県天川村「みたらい渓谷」ハイキングコース

奈良県吉野郡天川村にある「みたらい渓谷」は、四季折々の景観から近畿地方随一の美しい渓谷と言われています。そのダイナミックな渓谷美や、エメラルドグリーンに輝く神秘的な淵など見どころがたくさんある、「みたらい渓谷」のハイキングコースをご案内しましょう。

この記事のもくじ

  1. みたらい渓谷が楽しめるベストシーズンはいつ?
  2. みたらい渓谷のハイキングコース
  3. みたらい渓谷アクセスやお得なチケットについて

「みたらい渓谷」が楽しめるベストシーズンはいつ?

みたらい渓谷 遊歩道
みたらい滝|撮影:BUD International

みたらい渓谷は、気軽に自然を楽しめるハイキングが見どころ。新緑がまぶしい春先と、紅葉に染まる秋がもっとも人気です。

「みたらい渓谷」のハイキングコース

スタートは「みたらい遊歩道」から

みたらい渓谷 遊歩道 みたらい滝
みたらい渓谷を行くハイカー|撮影:BUD International

「みたらい渓谷」への道のりは全長7.4㎞、所要時間約2時間のハイキングコースです。ハイキングコースは3つの区間に分けることができ、スタートは「天川川合」バス停からとなります。
天川川合の交差点を右に行き、左側の吊り橋をわたり、車道を左へ進むと「みたらい遊歩道」に入るので、川をさかのぼって歩きましょう。遊歩道の終点がコース一番の絶景ポイント「みたらい渓谷」の入り口となります。ここまでが、1つ目の区間で約45分の道のりです。

「観音峯登山口」までの道のりは絶景スポットがたくさん!

みたらい渓谷遊歩道・哀伝橋
哀伝橋|撮影:BUD International

「みたらい渓谷」に入るとまもなく「カツラの大木」が現れます。この辺りから橋や渓流が見えるようになるので、涼しげな景色が楽しめます。少し歩くと一番の見どころが見られるスポットに!「みたらい橋」や吊り橋の「哀伝橋」があり、吊り橋の上からは「みたらいの滝」が見られます。橋や階段、急な登り道が連続しますが、そのぶん絶景が広がりますよ。観音峯登山口まで歩いたら車道に合流します。ここまでが2つ目の区間で約40分の道のりです。

終点の「洞川温泉センター」では温泉に入れる

洞川温泉センター
洞川温泉センター

このあとは、ゆるやかな山林コースを進みます。大きな岩の間を縫うように流れる「山上川」の風景を眺めながら歩き、「大聖大権現社」に到着したら「大トチの木」は必見です。観音峯登山口からハイキングコースの終点である「洞川温泉センター」が3つ目の区間となり約50分の道のりです。ハイキングの後は温泉に浸かって疲れを癒すのもいいですね♪

みたらい渓谷ハイキングコース

「みたらい渓谷」へのアクセスは?

みたらい渓谷 紅葉
紅葉に染まるみたらい渓谷

「みたらい渓谷」へは直接行ける電車がないので公共交通機関で行く場合はバスを利用します。玄関口となるのは近鉄・下市口駅で、ハイキングコースの入り口である「天川川合」バス停までは、奈良交通バスで洞川温泉行もしくは中庵住行に乗り、約1時間で到着します。

お得なきっぷはある?

最寄りとなる近鉄・下市口駅を起点としたお得なきっぷがあります。「洞川温泉・みたらい渓谷散策きっぷ」は近鉄各地の駅と下市口駅までの往復乗車券、下市口駅から天川川合・洞川温泉までの往復乗車券、洞川温泉センター利用料金の割引、指定旅館に宿泊時の粗品プレゼントが含まれて、大阪阿部野橋駅から利用の場合は3,780円です。

みたらい渓谷に駐車場はある?

みたらい渓谷へは電車がないエリアなので、レンタカーがあると他のエリアにも行きやすいです。みたらい渓谷の入り口エリアや、終点となる洞川温泉エリアなどいくつかの駐車場がありますが、台数はどこも5〜20台くらいと少なめなのでハイキングシーズンに利用したい場合は午前中に到着するようにしましょう。

みたらい渓谷(天川村総合案内所)
住所
奈良県吉野郡天川村川合263-1
電話番号
0747-63-0999

観光化されているとはいえ、山道や渓流地を歩きますので、歩きやすい靴、温度調節のできる服装でお出かけください。また、絶景をおさめるカメラもお忘れなくお持ちくださいね。 大自然の中をゆったり歩きながら「みたらい渓谷」の絶景を眺めたり、ハイキングコースの終点にある温泉に浸かれば、日々の疲れも吹っ飛びそう♪ぜひ関西旅行を計画中の方は、行き先のひとつに加えて見てください。

この記事は2017年9月16日に公開されたものを編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。