「秀吉の妻ねね」ゆかりの寺。京都府・高台寺圓徳院の特別夜間拝観が幻想的すぎる!

京都市東山区にある臨済宗のお寺、高台寺は、豊臣秀吉の正室ねねが秀吉を弔うため発願し、建立された寺院です。その塔頭(たっちゅう)の1つである圓徳院(えんとくいん)は、ねねが秀吉との思い出のつまった伏見城の化粧御殿と前庭を移築し、終の棲家として19年間過ごした場所。こうしたエピソードにあやかって、縁結びスポットとしても話題なんですよ。今回はそんな圓徳院をメインに、高台寺の見どころも合わせてご紹介します。

高台寺圓徳院ってどんなところ?紅葉の時期は格別!

高台寺圓徳院 北庭

ねねが秀吉の没後に移り住み、余生を過ごしたというる圓徳院。ねねも眺めていたであろう庭園(北庭)は造園が素晴らしいことで知られており、国の名勝にも指定されています。最大の特徴は枯山水を用いた池泉回遊式の庭園に、巨石をふんだんに配していること。伏見城の化粧御殿の前庭をほぼそのまま移築したもので、現在でもほとんど原型をとどめているため、豪華で豪胆な桃山時代の風情を直に見ることができますよ。

この美しい庭園には一年を通してたくさんの人が訪れますが、秋に見られる真っ赤な紅葉は格別。秀吉を想うねねの心を映しているような、鮮烈な色あいが見事です。

夜間特別拝観がおすすめ!ライトアップやプロジェクションマッピングが幻想的♪

プロジェクションマッピング

撮影:BUDInternational

高台寺と圓徳院では、春から秋にかけてライトアップやプロジェクションマッピングが行われる特別拝観が催されます。ライトアップされると庭園や紅葉が照らされて、園内は一気に幻想的な雰囲気に。圓徳院の北庭の紅葉も昼間とはひと味違って、闇の中で燃え上がるように美しく映えます。

圓徳院から歩いて5分のところにある高台寺では、臥龍池がおすすめ。鏡のような水面に映り込む紅葉が見事です。さらに枯山水になっている「波心庭」で行われるプロジェクションマッピングも見逃せません。白砂に美しい映像が浮かび上がり、歴史ある庭園と最新鋭の技術を使ったアートの融合が楽しめますよ。ぜひ特別拝観の夜にどちらも訪れて、幻想的な雰囲気を満喫してくださいね。

高台寺圓徳院へのアクセスは?

圓徳院へ向かうなら、市バスの利用がおすすめです。JR京都駅・近鉄京都駅からの場合は市バス206に、阪急河原町駅または京阪祇園四条駅からの場合は市バス207に乗って「東山安井」で降りましょう。バス停からは東へ5分ほど歩くと到着です。近くには八坂神社や清水寺もあるので、あえて最寄りのバス停で降りずに周辺を巡りながら訪れるのもいいかもしれませんね。

高台寺と圓徳院、そして併設する「掌美術館」にも訪れる場合は3ヵ所共通割引拝観券(900円)が便利なので、ぜひ利用してお得に楽しみましょう!

■高台寺圓徳院
住所
京都市東山区高台寺下河原町530
拝観時間
10:00~17:00
拝観料
大人(高校生以上)/500円、中高生/200円
電話番号
075-525-0101
■秋の特別拝観
拝観時間
日没後ライトアップ~22:00(最終受付21:30)

美しい庭園だけでなく、現代アートとの融合も楽しめる高台寺圓徳院。ぜひこの幻想的で美しい景色を見に訪れてみてくださいね。

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