栗と北斎のまち「小布施」へ行こう! アートとスイーツを楽しむ秋の長野旅行

長野県小布施町は北信濃の千曲川東岸に広がる町で、江戸時代から交通と経済の要所として栄えてきました。「小布施」という地名は「逢う瀬」に由来すると言われています。人が行き交い集まる小布施には独自の文化が花開き、葛飾北斎や小林一茶もその魅力に引き付けられ訪れています。

小布施堂の絶品栗スイーツ「朱雀」を味わおう!

小布施堂「朱雀」

小布施の名産品は「小布施栗」。江戸時代に将軍への献上品となったほどの美味しさです。その小布施栗の新栗をふんだんに使った小布施堂の銘菓「朱雀」は、9月15日から10月中旬の期間限定、お持ち帰り・通販不可の逸品です。このお菓子は毎年長蛇の列が出来るほど人気なため、お店に早朝3時間並ぶなんてことも…。
気軽に小布施栗スイーツを味わうなら「カフェえんとつ」で通年味わえる「モンブラン朱雀」がおすすめです。

■小布施堂本店
住所
長野県上高井郡小布施町小布施808
営業時間
9:00~17:00
電話番号
026-247-2027
■カフェえんとつ
住所
長野県上高井郡小布施町小布施808
営業時間
12:00~16:00
電話番号
026-247-7777

北斎が晩年を過ごした地、小布施で楽しむ小さな美術館巡り

小布施

小布施には芸術の秋にぜひ訪れたいアートスポットがあります。浮世絵師・葛飾北斎が小布施で描いた肉筆画、画稿、書簡などを展示している「北斎館」。
小布施出身の日本画家・中島千波の作品が展示されている「おぶせミュージアム・中島千波館」。
美術エッセイストで画廊経営者でもあった洲之内徹のコレクションを展示している「小さな栗の木美術館」。
どれも小さな美術館ですが心がホッとする豊かな時間が過ごせます。

■北斎館
住所
長野県上高井郡小布施町小布施485
開館時間
9:00~17:00(7・8月は~18:00)、元旦10:00~15:00
休館日
12月31日
入館料
大人/1,000円、高校生/700円、中学生以下/無料
電話番号
026-247-5206
■おぶせミュージアム・中島千波館
住所
長野県上高井郡小布施町小布施595
開館時間
9:00~17:00(7・8月は~18:00)、元旦10:00~15:00
休館日
12月31日 展示替えによる臨時休館あり
入館料
大人/500円、高校生/250円、小中学生/無料
電話番号
026-247-6111
■小さな栗の木美術館
住所
長野県上高井郡小布施町小布施(桜井甘精堂 泉石亭敷地内)
開館時間
10:00~17:00
休館日
無休 冬期間の積雪のある時は閉館
入館料
無料
電話番号
026-247-5166

小林一茶ゆかりの「岩松院」で、葛飾北斎の「大鳳凰図」を観よう!

小布施 岩松院

岩松院は文明4年(1472)に開山された曹洞宗のお寺です。俳人・小林一茶ゆかりの古寺でもあり、「やせ蛙まけるな一茶これにあり」という句を詠んだ蛙合戦の池があります。
また、岩松院本堂の大間には21畳敷の天井絵があります。葛飾北斎の晩年の大作「大鳳凰図」です。この天井絵は八方睨みの鳳凰ともいわれ、その鋭い目はどこからみてもこちらを見据えているように見えます。
また、戦国時代の猛将・福島正則のお墓もあり、歴史ある趣きが感じられます。

■岩松院
住所
長野県上高井郡小布施町大字雁田604
拝観時間
4~10月/9:00~17:00、11月/9:00~16:30、12~3月/9:30~16:00
休観日
法要の日 行事の日
拝観料
一般(中学生以上)/300円、小学生以下/100円、未就学児/無料
電話番号
026-247-5504

花のまちづくり「おぶせオープンガーデン」

花

美術館巡り・栗スイーツ巡りの合間に、花が溢れる町の散策はいかが?
「おぶせオープンガーデン」とは、小布施町が取り組んでいる“花のまちづくり”という事業。個人の庭園などを観光客に一般公開しています。
小布施町には「縁側文化」「お庭ごめん」という文化が根付いており、訪れた人を花でもてなしてくれるというもので、公開されている庭が点在しています。「おぶせオープンガーデン」は庭園所有者がボランティアでやっているものですので、ルールやマナーを守って鑑賞しましょう。来訪者用の駐車場はありませんので、できるだけバスや徒歩で見学してください。

歴史を感じられる街を散策しながら絶品の栗スイーツが楽しめる「小布施」で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

この記事は2017年8月21日に公開されたものを編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。