神様が歩いた跡!?自然が生み出す神秘の絶景「御神渡り」を見に長野県諏訪湖へ

諏訪湖は長野県のほぼ中央に位置する湖。周囲は約15.9kmで面積は13.3㎢と県内最大を誇ります。
遊覧船観光やワカサギ釣りなどができる観光スポットですが、中でも注目されているのが「御神渡り」です。厳冬期にのみ出現する自然現象で、見ることができない年もあるのだとか。運が良ければ見られるというのも人気の理由の一つなんですよ。なお、2018年2月に見ることができましたが、これは実に5年ぶりの出現。2019年はどうなるでしょうか!

御神渡りが見られる条件とは?

高ボッチ高原から望む冬の諏訪湖

「御神渡り」はいくつかの条件が揃わないと見られない、とても珍しい自然現象です。冬の時期、氷点下10度以下の日が続くと湖が全面凍結し、昼と夜の寒暖差で膨張と伸縮が起き、氷上に亀裂が入ります。これが繰り返されることで亀裂がどんどんせり上がり、氷上に山脈のようなラインが出現します。年によっては数本できたり、対岸に届くほどの長さになるほか、氷の高さが1mに及ぶこともあるそう。自然が造り出す壮大な景色は一見の価値ありですよ。

諏訪湖の御神渡り

前回は2018年2月に確認されましたが、その前は2013年1月。近年は暖冬が続いているため、出現率が低くなっているのだそう。冬だけの期間限定、そして様々な条件が揃わないと見られないとてもレアな絶景なんですよ。

神様の恋の伝説

諏訪湖の御神渡り 夕景

この現象が「御神渡り」と正式に決まるのは、諏訪大社の摂社である八剱(やつるぎ)神社の宮司が判定した後。その後に氷上で神事が行われます。実は「御神渡り」は、諏訪大社上社の男神「建御名方神(たけみなかたのかみ)」が対岸にある諏訪大社下社の女神「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」に会うために通った跡と言い伝えられています。神様の恋の道、とも言われているんですよ。

神事では、「御神渡り」の方向やせり上がりの具合からその年の天候や農作物の豊凶が占われます。めったに見られない自然現象だからこそ、占いに使われたり、神様が通った道と言われたりするんですね。真っ白な氷上をうねるように伸びるラインは、自然にできたとは思えないほど神秘的。実際に見ると、本当に神様が通った跡のようですよ。

諏訪湖へのアクセス

立石公園

都心から諏訪湖へのアクセスは、車で行く場合は中央自動車道「諏訪I.C.」を降り、一般道を約15分で到着。所要時間は約2時間30分です。専用の駐車場はないので、周辺の有料駐車場を利用しましょう。公共交通機関を利用する場合は、JR中央線特急に乗り「上諏訪駅」で下車、そこから徒歩約8分で到着です。所要時間は約3時間です。
なお、この時期の諏訪湖は風が強くとても寒いので防寒対策を徹底し、氷上の上は危険なので絶対に乗らないようにしてください。

御神渡りが見られる条件の一つとして、湖の氷が厚い方が可能性が高いそう。降雪量が多いと、氷の雪の保温効果で薄い氷になってしまいます。一生に一度見られればラッキーな絶景。気温や降雪量を参考にして、ぜ見に行ってみてください。

諏訪湖
住所
長野県諏訪市
電話番号
0266-52-4141(諏訪市役所観光課)

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