• 16/04/01
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トリドリ編集部

長崎は◯◯が日本一!?一度は見てみたいキリシタンの里

異国情緒溢れるグルメが有名な長崎!
ちゃんぽんにカステラ、トルコライスや一口餃子など皆さんもお好きですよね?
観光地も色々とあるので修学旅行の定番としてたくさんの方が訪れていると思います。
そんな長崎は日本で最も多くの教会がある街なんだとか。その数なんと130余り!
教会群は長崎を語るには外せないトピックスとなっています。

長崎

そもそも長崎とキリスト教には古く密接した歴史があります。
戦国時代、フランシスコ・ザビエル一行により平戸からキリスト教が広がっていきました。
その後江戸幕府より禁教令が発令され、キリシタンの取り締まりや迫害が始まります。
しかし人々は密かに祈りを続け、明治時代に信仰が認められるまで代々キリスト教を守り続けていました。
昔はもちろん移動手段は徒歩しかなく、それでも人々が熱心に教会へ通えるよう村々に教会が建てられたと言われています。
近年映画や漫画のロケ地としても話題の五島列島にはなんと50もの教会が点在するそうです。
そして県全域では数だけでなく、国宝の大浦天主堂、重要文化財の出津教会堂・黒島天主堂・頭ヶ島天主堂を始め、多くの有名な教会があり、
その魅力を全て知りつくすのはなかなか難しそう…。

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そこで今回おススメの巡り方キーワードは「鉄川与助」。
長崎県を中心に九州各県で30以上のカトリック教会堂を建設・設計した建築家です。
宣教師や神父から西洋建築・教会建築を教えられ、自らも建築書をむさぼるように読み、努力と勉強を怠らない真面目な方でした。
日本の近代建築においても影響を与えたと言われており、世界遺産候補となっていた14の内5つの施設を手がけています。
設計された年代で見比べたり、日本の風土に合った建築の工夫を調べたり、佇まいの美しから信仰の重みを知ることなど、
鉄川与助さんを通して見ると様々な面から楽しむことができると思います!
生涯を教会建築に捧げた鉄川氏ですが、なんと生涯仏教徒だったというのも興味深いポイントですね。

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2014年から世界遺産への推薦候補に挙がっている「長崎の教会群とキリスト教関連資産」。
今年になって世界遺産推薦が見送られたことも大きな話題となっています。
しかし世間がどのように騒ごうとも、教会とそれを守る人々は静かに日々を過ごし、見学者を受け入れています。
皆さんも是非教会を訪れて、政治・信仰・建築の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。