• 16/08/07
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トリドリ編集部

不思議な通路で上って下る、国指定重要文化財「会津さざえ堂」って?

Shuhei Sawaさん(@shusaw)が投稿した写真

「会津さざえ堂」は、福島県会津若松市の飯盛山に1796年に建立された、高さ16.5メートルの六角三層のお堂です。当時、飯盛山には正宗寺(しょうそうじ)というお寺があり、その住職であった郁堂(いくどう)の考案した建物。
建物のなかには、上りと下りが全く違う通路になっている二重らせんのスロープがあり、そのスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで、三十三観音参りができるという大変合理的なお堂でした。
明治時代に正宗寺は廃寺され、三十三観音像は取り外されましたが、建築史上その特異な存在が認められ、平成7年に国の重要文化財に指定されました。

Shun-itoさん(@sunsuke5)が投稿した写真

「会津さざえ堂」の正式名称は、「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)といいます。さざえ堂に入ると、上りに一回転半、下りにまた一回転半、合計三回転することになります。
三匝堂の「匝」は「めぐる(匝る)」という意味があり、人々は三回めぐりながら観音様をお参りしていました。一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うことなく安全にお参りができたという珍しい建築様式です。

Shuhei Sawaさん(@shusaw)が投稿した写真

現在、「会津さざえ堂」には、会津藩の道徳の教科書であった、第八代藩主松平容敬(かたたか)が編纂した「皇朝二十四孝」の絵額が掲げられています。どなたでも、入場することができますので、ぜひこの不思議な空間を体験してみてください。

拝観時間:(4月~12月)8:15~日没 (1月~3月)9:00~16:00  無休
拝観料: 大人400円 大学・高校生300円 小・中学生200円
公式サイト:http://www.geocities.jp/aizu_sazaedo/index.html