• 16/11/20
  • トリップ
  • 113views

トリドリ編集部

ユネスコ無形文化遺産に登録間近!埼玉の祭「秩父夜祭」と「川越まつり」の歴史と見どころ

くうさん(@nonpe0929)が投稿した写真


国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関は現在、「秩父夜祭の屋台行事と神楽」「川越まつりの山車(だし)行事」「京都祇園祭の山鉾(やまほこ)行事」など、日本国内18府県33件の祭りで構成する「山・鉾・屋台行事」を、無形文化遺産に登録するよう勧告しています。ユネスコ補助機関は、「山・鉾・屋台行事」について「日本の地域文化の多様性を示している」と評価しています。ユネスコ無形文化遺産登録間近の「秩父夜祭」と「川越まつり」の歴史と見どころをご紹介しましょう。


「秩父夜祭」は秩父市番場町の秩父神社の例大祭で、毎年12月2・3日に行われます。京都の祇園祭、飛騨の高山祭と共に「日本三大曳山(ひきやま)祭」のひとつに数えられています。
江戸時代の寛文年間(1661~72)には祭りが存在していたという記録があり、300年余りの歴史があります。秩父の養蚕や織物業の発展と共に盛大になり、「お蚕(おかいこ)祭り」とも呼ばれていました。豪華な彫刻と幕で飾られた「屋台4基と笠鉾(かさぼこ)2基」は国の重要有形民俗文化財に、「屋台歌舞伎」「神楽」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。冬の夜空に打ち上げられる美しい花火も見どころのひとつです。


「川越まつり」は川越市宮下町の川越氷川神社の例大祭で、毎年10月第3土曜日曜に行われます。祭りの起源は江戸時代初期の慶安元年(1648)にさかのぼり、小江戸川越の財力を背景に発展しました。江戸「天下祭り」の様式を再現した、精巧な人形を乗せた豪華絢爛な「山車」が市街地を曳きまわされます。2005年には、国の重要無形民俗文化財に指定されています。数台の山車が向き合い、囃子(はやし)を競い合う「曳っかわせ(ひっかわせ)」が見どころです。