冬の今しか出合えない絶景♡北海道・阿寒湖のフロストフラワーとは!?

冬にしか見られない北海道の光景といえば、札幌の雪まつり、流氷…そんなイメージの人が多いかもしれません。しかし、道東・阿寒湖にも冬季限定の素晴らしい景色があるのをご存知ですか?夏から秋にかけてのマリモだけではありません。冬の阿寒湖「フロストフラワー」にスポットを当ててみましょう。

フロストフラワーって!?

冬の阿寒湖

Photo credit: SUMINGYANG photography via VisualHunt / CC BY-ND

なかなか普段耳にしない「フロストフラワー」という言葉。「フロスト」は「霜」、フラワーは「花」、つまり「フロストフラワー」とは「霜の花」を意味します。冬になると湖の水は凍りますよね。その凍った氷の下から水分が蒸発して水蒸気になった時に、周りの小さな氷のかけらにくっつき、結晶となります。それが何度も繰り返されて、花びらのようになるというすごく神秘的な現象。湖面を覆い尽くされたその様は、まるで湖の上に白い花が咲いているようで、まさに氷でできた花畑にいる気分になります。

フロストフラワーは気象条件がカギ。いつでも見られるわけではない!?


寒い地方で冬だったら、いつでもどこでも見られる、というわけではありません。まず見られる時間帯は早朝。霜がおりるのは夜中なので、その美しい花が姿を現してくれるのは朝です。そして気温がマイナス15度以下である必要があります。これは蒸発した水蒸気が一気に霜になる程低い気温でないといけないからです。天候は晴れて風のない日。雪が積もっていたら見る事は出来ません。また、風が吹いてしまうと、フロストフラワーが飛ばされて無くなってしまうので、無風である事が条件です。これらは当日の朝だけでなく、前日の夕方からその状態であることが必須です。大事なのが、氷の厚みがあまり分厚いと、肝心な水蒸気が蒸発しにくくなるので、氷の上で人が歩けちゃったりすると、見る事は難しいでしょう。以上の条件が揃えば…フロストフラワーが見られる確率は約20%なんだとか!なので、もし可能であれば、観賞チャンスを増やすためにも、日程に余裕があるといいですね♪

阿寒湖では3月まで見られるの!?


この奇跡とも言えるような条件をクリアしてフロストフラワーが咲く湖や場所は、寒い地方であれば他にもありますが、たいがいの場所ではどうしても氷がどんどん厚くなっていくので、見頃は12月頃が一般的。しかし阿寒湖では温泉が湧いているので、真冬でも分厚い氷が張らない。それで通常よりも長い3月まで、フロストフラワーを楽しめるんです。広大な湖ならではのスケールで一面に広がる花々が見られることから、この阿寒湖がフロストフラワーの有名なスポットとなっています。
知る人ぞ知る阿寒湖の冬の名物を見に行ってみてはいかがでしょうか♪
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