• 17.03.30 更新
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トリドリ編集部

トンガリ屋根の家が軒を連ねる可愛い町!南イタリアの「アルベロベッロ」に行ってみよう!

トンガリ屋根に白い壁の小さな可愛い家が軒を連ねる「アルベロベッロ」という町は、南イタリアにあります。すでに15世紀には、石灰岩で造られた建物が数多く並び、この町の原型が作られていたと言われています。1996年には、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

アルベロベッロって、どんな町?

アルベロベッロ

アルベロベッロにある円錐形の屋根に白い壁のこの地方独特の建物は「トゥルッリ」と呼ばれています。アルベロベッロの観光の中心は、なだらかな丘陵になっているモンティ地区です。ゆるやかな坂道のモンテ・サボティーノ通りもしくはモンテ・サン・ミケーレ通りを上っていくと、道の両脇にトゥルッリが立ち並ぶ光景が広がります。ここにあるトゥルッリのほとんどは現在、土産物店や飲食店となっています。しかし、約400のトゥルッリが建ち並ぶアイア・ピッコラ地区では、今も地元の人々が日常生活を営んでいます。

■アルベロベッロ

トンガリ屋根の建物「トゥルッリ」の起源とは

トゥルッリ 屋根のシンボル

ではなぜ、このような建物が造られたのでしょうか?トゥルッリは、モルタルを一切使わずに石を積み上げて作る施工方法で造られています。17世紀にこの地方を治めていた領主は、王に支払う住居税を何とか減らそうと画策し、査察使の目を免れるため、石を崩せば簡単に解体できるトゥルッリ以外の住居を作ることを禁じたのです。これらの可愛いトンガリ屋根のトゥルッリは、もともとは税金対策だったのです。屋根に描かれているシンボルにはそれぞれ宗教などに由来する意味があり、尖塔に載っている石にも様々なデザインが見られます。

2階建てのトゥルッリが博物館になっています

トゥルッリは小さな可愛い建物ですが、 最も大きく稀少な2階建てのトゥルッリが新市街に位置しています。この建物は「トゥルッロ・ソヴラーノ」と呼ばれており、18世紀に地元の司祭のために建造されたものです。現在はトゥルッリの博物館となっており、トゥルッリのなかでの生活風景が展示されています。アルベロベッロ駅へのアクセスは、バーリ中央駅から私鉄Sud-Est鉄道マルティーナ・フランカまたはターラント行きに乗り、約1時間30分。日中40分~1時間半ごと、平日のみの運行です。休日は、代行バスが日に4往復運行しています。ターラント駅からは私鉄Sud-Est鉄道バーリ行きで約1時間。平日のみ数往復運行しています。

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