トリドリ編集部

タイとカンボジア両国の大地を見渡せる絶景に出逢う!天空の遺跡「プレアビヒア寺院」

カンボジアの「プレアビヒア寺院」という観光スポットを知っていますか?
まだ知名度は低いですが、世界遺産に登録されている歴史的な寺院です。

タイとカンボジアの国境という立地から、両国で所有権を巡る国境紛争がありましたが、国際司法裁判所の決定によってカンボジアに所有権を認める形で決着を見ました。
2014年から外国人の観光が可能になり、注目の観光スポットとなった「プレアビヒア寺院」をご紹介します。

プレアビヒア寺院の歴史と5つの塔門

クメール語で「神聖な寺院」を意味する「プレアビヒア寺院」は、9世紀、クメール王朝によって創建されました。
その後、増築が重ねられましたが、現存する建物のほとんどが10世紀から12世紀にかけて築かれたもの。
創建当初はヒンドゥー教の寺院でしたが、この地域でヒンドゥー教が衰退した後、仏教寺院となりました。
寺院の入り口から山頂の中央祠堂までには約800mの参道が一直線に伸びています。
高低差は約120m。軽い登山さながらの参拝となるでしょう。
その間には、第一塔門から第五塔門まで趣の異なる美しさを持つ5つの塔門が設けられています。
塔門ごとに石段があり、一つの塔門をくぐらなければ次の塔門が見えない作りになっているんですよ。

頂上はカンボジアとタイ両国を見渡すことができる絶景!

「プレアビヒア寺院」は、なんと標高625mの断崖絶壁に建てられた寺院。
「天空の遺跡」とも「アジアのマチュピチュ」とも称され、山頂には来るものを圧倒する景色が広がっているのだそう。
寺院の入り口から800mの登山を経て、「プレアビヒア寺院」の中央祠堂の裏手に出ると、カンボジアとタイ両国を見渡すことができる大パノラマの絶景が待ち受けています。
ダンレク山地の山並みと空の果てまで続く緑色の大地は、まさに聖地ならではの絶景と言えるでしょう。
写真では伝わらないほどのスケール、ぜひ自分の目で確かめたいですね。

治安はどうなっているの?シェムリアップからの行き方は?

カンボジア僧侶

国際裁判の決定により、正式にカンボジア領として落ち着いた「プレアビヒア寺院」。
一時は、領有権を巡る紛争により民間人の死者まで出るほど状況は悪化していましたが、現在は落ち着き、外国人の観光も認められるようになりました。
内戦時代にポル・ポト派が埋めた地雷がありましたが、遺跡内の地雷は全て撤去されたとのこと。
カンボジア軍の兵士が常に警備に当たっていますが、「Danger Mines(地雷危険)」の立て看板には気を付けて観光をしましょう。

シェムリアップからは車で片道約4時間。
行き方は、車を一日チャーターするか現地ツアーへの参加になります。秘境の地にある天空の遺跡「プレアビヒア寺院」で人生観の変わる旅、しませんか?

■プレアビヒア寺院
※情報は記事公開日時点のものになります。