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ドミトリーってどんなとこ?世界をバックパッカーで旅するなら絶対知っておきたい6つの注意点

ドミトリー

ドミトリーって聞いたことはあっても、実際に泊まったことがある人は少ないのではないでしょうか。ドミトリーとは、同じ部屋を他の宿泊客とシェアするスタイルのホテルです。他人と一緒に寝るなんてホントに大丈夫?そんな不安が頭をよぎりますが、ドミトリーをうまく活用すれば、旅は何倍も楽しいものになりますよ!そこで、ドミトリーのおすすめポイントと利用する際の6つの注意点をご紹介します。

ドミトリーの利用者

まず一番の利点は、やっぱり宿泊料金が安いこと。ヨーロッパに多いユースホステルなどもドミトリーの代表的なものですが、物価の高い国では、お金のない旅行者にとても重宝される宿泊施設です。普通のシングルルームの3分の1くらいの価格で宿泊することができるので、1日観光して夜は寝るだけ、宿代はできるだけ節約したいという人にはおすすめです。 キッチンが使用できる所も多く、自炊できるので食費もかなり安く済みます。外食に飽きてしまった人は日本食を作ることもできますし、新鮮なシーフードやお肉などを買って帰り、自分で調理して食べることもできます。 またドミトリーならではの交流は、何物にも代えられない経験です。施設内にはたいていリビングなどのくつろぎスペースがあるので、様々な国の人たちと国境を越えて交流することができます。日本人同士で旅の情報交換をしたり、仲良くなって一緒に観光に出かけることもあります。
その他、ドミトリータイプのホテルにはガイドブックが揃っていることも多く、周辺の観光情報が手に入りやすくなっています。ガイドブックや旅の情報だけを目当てに、ドミトリーや日本人宿(日本人が経営する日本人専用の宿)に遊びに行くことも可能です。

ドミトリーのベッド

その一方で普通のホテルとは違って、ドミトリーならではの注意点もあります。

1.まずは盗難。同室の人が必ずしもいい人だとは限りません。シングルルームのように荷物を広げっぱなしにしておくと、盗まれる可能性もあります。部屋を出る際には必ず荷物はまとめてバックパックの中にしまい、カギをかけておきましょう。バックパックをこじ開けてまで盗むという事例はほとんど聞きませんが、荷物ごと持ってかれないように、長いワイヤーのついた南京錠やチェーンなどでベッドとつないでおくと安心です。

2.夜は同室の人と就寝の時間が合わず、いつまでも電気がついたまま明るかったり、おしゃべりがうるさくて眠れないこともあります。特に欧米人は夜中まで廊下でお酒を飲みながら騒いでいることもありますので、耳栓やアイマスクがあると便利です。

3.朝はみんな起きる時間が違うので、むやみに目覚まし時計を鳴らしたり、電気をつけて明るくするにも配慮が必要です。目覚まし時計は自分の耳元に置き、朝一番に必要なものは枕元に並べる。ペンライトを使用するのもおすすめです。

4.部屋にコンセントが少なくて、1人で1つを使えないこともあります。携帯やカメラの充電には欠かせないものなので、日本からタコ足プラグを持って行くと、一度に数人で使えて便利です。

5.共用の冷蔵庫は、自分の入れておいた物がなくなっていたり、ジュースが飲まれた、ヨーグルトが食べられたなどのトラブルをよく聞きます。そのまま入れるよりビニール袋の中に全て入れて、袋に名前を書いておくと間違って持って行かれる心配もありません。

ドミトリー寝る男性

6.ヨーロッパにはありがちな男女混合のドミトリー。私が以前、東欧で宿泊したドミトリーは、狭い部屋に窮屈に2段ベッドが2台置かれていて、同室の宿泊者は私以外はすべて男性でした。朝が早かった私が、起きてそおっとベッドを後にしようとすると、なんと周りの男性がみんな裸で寝ているではありませんか!乙女が寝てるんだから、ちょっとは気を使ってー!!と、そそくさと部屋を後にしましたが、やっぱり男女混合ドミトリーは危険!男女別であるかをしっかり確認してから泊まるようにしてください。

以上、ドミトリーに泊まるなら知っておきたい6つの注意点でした!これらを理解してさえいれば、旅での異文化コミュニケーションに最高の場所なので、ぜひドミトリーをうまく活用して、より充実した楽しい旅にしてくださいね♪

※情報は記事公開日時点のものになります。

510日間100ヶ所以上の世界遺産を周って世界一周しました! 女ひとり旅本「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版後、 NHK BS1「エルムンド」海外レポーターとして約70日間の世界二周目も達成! 現在は添乗員として月の半分以上を海外で過ごしています。訪問国数80カ国以上。