トリドリ編集部

スイス観光のハイライト、世界遺産のアレッチ氷河が見てみたい!

アレッチ氷河があるのは、スイスの南西にあるバレー州です。バレー州は南にイタリア、西はフランスと接しています。今回は日本では決して見ることのできない氷河のスケール感を遠くから、近くから、存分に感じられる体験をご紹介します。

スイスが誇る世界遺産の氷河

アレッチ氷河

スイス最大の氷河であるアレッチ氷河は、長さが約23km、幅は約1.8km。約270億トンの氷から成ります!最も氷が厚い部分は、約900mというから驚きです!
荒々しい山間にのぞく真っ白な氷河の美しい曲線は壮観です。多くの観光客がこの雄大な景色に魅了されます。

■アレッチ氷河

ヨーロッパ最高地点!ユングフラウヨッホ駅から眺める迫力満点のパノラマ

アレッチ氷河

ヨーロッパの最高地点でありアルプス最大の氷河を見られる場所があります。それは、標高3,454mのユングフラウヨッホの駅です。この駅には「トップオブヨーロッパ」という施設が併設されており、ここからは、アレッチ氷河をはじめ、晴れた日にはフランスのヴォージュ山脈やドイツの広大な森シュバルツヴァルトが見えます。

スフィンクス天文台

そして、この駅よりも高い岩場にスフィンクス天文台が建っています。天文台は公開されていませんが、展望台が併設されており、屋外には観光客用にテラスがあります。標高3,571mのスフィンクス展望台です。
この高所にあって、床は鉄製の格子なので、足がすくんでしまいそう。眼下に広がる山々や、優雅に広がる氷河に圧倒されるばかりです。駅から展望台までは、直結したトンネルを10分ほど歩いてエレベーターで上昇します。
ユングフラウヨッホ駅へは、ユングフラウ鉄道を使います。麓のインターラーケン駅からの出発です。この駅は、アレッチ氷河があるバレー州の北に位置するベルン州にあり、スイス連邦鉄道も停まります。インターラーケン駅からユングフラウヨッホ駅までは約2時間半です。車窓に広がるアルプスの景色が、標高が上がるにつれて変化を見せます。私たちが思い描く「美しいスイス」を裏切らない風景の連続です。

■ユングフラウヨッホ駅
■インターラーケン駅
■トップオブヨーロッパ
営業時間(電話のみ)
月曜日~金曜日 8:00~12:00 / 13:30~17:30 土曜日 9:00~12:00
定休日
日曜日
電話番号
+41 33 828 72 33
HP
https://www.jungfrau.ch/en-gb/

夏限定!氷河の上を歩くトレッキングツアー

夏は「氷河を歩く」ことができるんです。世界遺産として管理されたエリアで、しかも氷の上を歩くなんて難しそうな感じがしますが、普段山歩きをしていない人でも参加できるトレッキングツアーがあります。
インターラーケンにある、スイスアルペンガイドのツアー、「Glacier Trek Special – Glaciology 1- day”」は6月から10月の開催で、トレッキング初心者も歓迎です。所要時間は5~6時間。専用の靴など必要な物は貸し出しがあります。また、インターラーケンのホテルに泊まれば、ホテルまでのお迎えサービスも含まれているのです。

経験豊富なガイドが案内してくれるので安心です。参加者はロープで一列につながれ、氷河を歩きます。雪原のような場所や、草が茂る岩場、まるで南極のような厚い氷の張った場所など、氷河の様々な表情を間近に見られます。氷が溶けだした箇所では、ターコイズブルーの水を見られるかもしれません。氷河のトレッキングツアーを行う会社は他にもありますので、お好みのものを探してみてくださいね。

■スイスアルペンガイド (Swiss Alpine Guides)
住所
Hauptstrasse 34, 3800 Matten bei Interlaken, Switzerland
営業時間
月曜日~日曜日 8:00~22:00
定休日
なし
電話番号
+41 33 822 60 00
HP
http://www.swissalpineguides.ch

また、チューリッヒ大学の研究では、2100年までにアレッチ氷河は現在の90%を消失する恐れがあるというショックな予測があります。もしかしたらなくなってしまうかもしれないアレッチ氷河、ぜひ体験しておきたいですね。

※情報は記事公開日時点のものになります。