世界三大珍味トリュフを収穫して徹底比較!トリュフの王様は白、黒どっち?

フランスのブルゴーニュ周辺にて、黒トリュフ狩りにいってきました!本場ヨーロッパでのトリュフのシーズンは10月から11月にかけてなんですよ。2016年に行ったイタリアのアルバでの白トリュフ狩りと併せて、その違いを比べてみます。

トリュフ犬

白トリュフは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパではトリュフの最高級品として重宝されていて、現地では100g4万円以上で取り引きされることもあります。

トリュフ犬

トリュフハンティングといっても、もちろん私が“狩る”のではなく、トリュフ犬を使って山にハンティングしに行きます。トリュフはブタが採るというイメージがありますが、ブタは見つけた瞬間に食べてしまうことが多いようで、最近ではほとんどトリュフ狩りには犬が使われています。

トリュフ犬

フランスで出会ったトリュフ犬は、ジュリオ君。クリクリヘアがとっても可愛い7歳のオスでした。幼い頃から訓練されたトリュフ犬は、山を走り回ってクンクン匂いを嗅ぎ、トリュフの匂いが強い場所を見つけると土を掘りだします。犬が見つけたのが分かると、変わってその場所を飼い主が掘り進め、だいたい15cmほど掘った所からトリュフ発見!ものの30分ほどで、5つくらいのトリュフを見つけてしまいました。

ここ掘れワンワンとばかりにご主人様にありかを知らせ、お宝を次々と探し当てるジュリオ君。なんてけな気で愛らしいんでしょう♪トリュフのサイズは様々ですが、平均して1個5千円から大きいもので3万円ほどの価値があるようで、こんなに稼ぐ犬なら私も飼いたいものです(笑)。

「見つけてからすぐに採らずに大きく育てれば、高く売れますよね?」なんて卑しい質問をぶつけてみましたが、トリュフはトリュフ犬が見つけたその日が最も強く香るベストコンディションの日で、放置しておくとまたどんどん香りは失われてしまうのだそう。同じ場所でハンティングしても、昨日は香らなかったトリュフが今日採れ頃になって、トリュフ犬に発見されるんですって!

トリュフ

さてハントした黒トリュフですが、意外にも採った瞬間にはさほど香りがせず、土っぽいかんじの匂いでした。イタリア・アルバの白トリュフは、採れたてでも脳みそを突き抜けるような中毒性のある強い香りがあり、すっかり虜になってしまったんですけどね。

トリュフ料理

実は黒トリュフは加熱したほうが香りが立つので、採れたての生よりもソースなどにしてお肉にかけるのがいいんだそう。一方の白トリュフは生でも香りが強いので、そのまま削ってパスタなどにかけるのが適しているみたいです。

それでも香りの質は白トリュフのが圧倒的に良く、トリュフの王様はやっぱり白なんだと比較して納得!2016年イタリアのトリュフ犬ローズちゃんが採った白トリュフの芳醇な香りがいまだに忘れられません。

トリュフのパスタ

トリュフって世界三大珍味だけど、良さがいまいち分からない!そんな方は、ぜひ一度トリュフの王様、イタリア産の白トリュフの香りを嗅いでみてください。日本では秋のシーズンに、少し高級なイタリアンレストランなどで白トリュフを扱っています。あまりに高貴で濃厚な香りに、現地までハンティングに行きたくなっちゃうかもしれませんよ♪

※情報は記事公開日時点のものになります。
南まい
南まい

510日間100ヶ所以上の世界遺産を周って世界一周しました!
女ひとり旅本「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版後、
NHK BS1「エルムンド」海外レポーターとして約70日間の世界二周目も達成!
現在は添乗員として月の半分以上を海外で過ごしています。訪問国数80カ国以上。