まるで海に浮かぶ鳥居。長崎県対馬市「和多都美(わたつみ)神社」をご紹介

海に鳥居が立っている光景が有名な嚴島神社。そんなフォトジェニックな光景を見られる場所が他にもあるんです。 それは長崎県対馬市にある「和多都美神社」。海へと続くように立ち並ぶ鳥居がとっても神々しく、対馬に行ったらぜひ見て頂きたいスポットなんです。

海の女神を祀る神社「和多都美神社」

和多都美神社は対馬のほぼ中央にある神社です。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)という夫婦の神様が祀られていて、豊玉姫命は海の女神であることから「航海安全」や「縁結び」などのご利益があると言われているんですよ。

豊玉姫命は初代天皇の神武天皇の祖母にあたり、対馬では古くから厚く信仰されてきました。島内にはゆかりのスポットがいくつかありますが、こちらには、石が積み上げられている豊玉姫命の墳墓があるので、ぜひ参拝しましょう。また境内には、上から見ると三角形に組まれた三柱の鳥居とそれに囲まれて磐座(いわくら)が鎮座しています。こちらも珍しい施設なので見てみてくださいね。

和多都美神社までは、対馬空港から車で約40分の道のり。周辺には史跡、遺跡が点在しているので、併せて巡ってみるのもオススメ。空港から車で約20分のところには、「観光情報館ふれあい処つしま」があるので、まず立ち寄って観光情報をゲットするといいですよ♪

■観光情報館ふれあい処つしま
住所
長崎県対馬市厳原町今屋敷672-1
電話番号
0920-52-1566
営業時間
8:45~17:30(観光案内所)

満潮時に見られる神秘的な光景が見どころ!

和多都美神社 一ノ鳥居 2008/11

和多都美神社の注目ポイントは他にもあります。本殿の前から海側に連なる5つの鳥居。満潮になると、このうち2つの鳥居が海に浸かり海中に浮かんでいるように見えます。嚴島神社のようでとっても神秘的ですね。また、海から参道が続いているように見えるこの景観から、「竜宮伝説」が言い伝えられているんですよ。

なお、満潮・干潮の予測時間は気象庁の公式サイトで調べることができます。神秘的なこの風景を狙うなら、満潮時間帯をしっかり調べましょう♪

インスタにもたくさんアップされている、“海に浮かぶ鳥居”ですが、シーカヤックツアーに参加すれば、もっと近くまで接近することができますよ。
ツアーを催行している会社はいくつかありますが、対馬観光物産協会が主催するツアーをご紹介します。シーカヤックに乗って神社を海から参拝するほか、烏帽子岳展望所に登り、対馬の絶景も楽しめるツアーです。展望所からは小さな島々や複雑な海岸線を擁する浅茅(あそう)湾を一望できますよ。晴れた日には、なんと韓国の釜山も見えるのだとか!参拝と併せて、ぜひ行ってみてくださいね。

■シーカヤックツアー
電話番号
0920-58-1111
料金
一人/4,000円
HP
http://www.tsushima-net.org/tourism/seakayak_03.php

ご当地グルメ「対州そば」と「せんそば」を堪能しよう!

対馬に来たのなら、観光だけでなくグルメも堪能しちゃいましょう!海に囲まれた対馬では、海鮮が美味しいのはもちろんですが、ご当地グルメもハズせません。対馬の代表的な名物に、普通の蕎麦とは違う、特徴的な2種類の蕎麦があるんです。
1つが「対州(たいしゅう)そば」と言って、蕎麦の原種に近い、対馬産の蕎麦の実を使用した蕎麦。一般的な蕎麦に比べ風味が強いのが特徴です。

もう1つが「せんそば」で、お土産店では「孝行麺(こうこうめん)」という商品名で販売されています。“せん”とはサツマイモからとれるデンプンで、白い粉状の“せん”を丸めて“せんだんご”と呼び、対馬では昔から保存食として重宝してきたのだとか。「せんそば」は、この“せんだんご”を麺状にしたもので、独特のツルツル・モチモチ感が味わえますよ。

ちょっと遠いですが、日本神話の神秘的な世界に触れられる対馬は行く価値あり!ぜひ和多都美神社に参拝してみてください。

■和多都美神社
住所
長崎県対馬市豊玉町仁位55

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