森の中にひっそりと佇む寺院を見てみたい!カンボジアの「ベンメリア」

観光地としてはまだあまり有名ではないベンメリア。観光客が入れるようになったのは2000年と、つい最近。実はこれまで、ここに地雷が残っているとされ入ることができませんでしたが、撤去作業が進み、現在では観光客も立ち入ることができるようになりました。そのため非常に穴場で、他の人とインスタかぶりしない、フォトジェニックなスポットを探している方には、ピッタリの場所なんですよ♪

「東のアンコール」と呼ばれる壮麗な遺跡

ベンメリア遺跡

ベンメリアはアンコール・ワットから約40km東にある寺院で、世界遺産に登録されている「アンコール・ワット遺跡群」の1つ。ベンメリアは“花束の池”という意味で、三重の回廊や十字回廊などの伽藍配置をとっています。建てられたのは、アンコール・ワット建造前の11世紀末~12世紀初頭と言われ、アンコール・ワットと比べると規模は小さいですが、共通点がたくさんあり「東のアンコール」とも呼ばれているんです。

ベンメリア遺跡

内戦により遺跡のほとんどが破壊されてしまったため、現在も修復中。瓦礫の山と化した遺跡内には遊歩道があり、それに沿って見学することができます。たくさんの石材が無造作に転がっていますが、よく見ると美しいレリーフや、ヒンドゥー教の神々が彫られたものがあるので、じっくり観察してみてくださいね。苔や木に覆われている様子を見ると、まるで秘境を調査する探検家になった気分♪

ベンメリアの見どころをご紹介

ベンメリア遺跡

遺跡内の代表的なスポットをご紹介します。まずは外側から第3、2、1と内側に向かって配置されている回廊。第3回廊の南側は保存状態が良く、見事な飾り窓を見ることができますよ。また、第1回廊の内部には崩れ落ちたレリーフがあり、これにはアンコール・ワットと同じく、ヒンドゥー教の天地創造神話「乳海撹拌」が描かれているので、ぜひ注目してみてくださいね。

ベンメリア遺跡

第3回廊と第2回廊の間に位置するのが、十字回廊です。こちらには、ヒンドゥー教の聖典の一つ、「ラーマーヤナ」の一場面が描かれたレリーフが残っています。身の潔白を証明するために火の中に飛び込むシータ姫と、その上部にラーマ王子が描かれているんですよ。

ベンメリア遺跡

ベンメリアには他のアンコール遺跡群と同じように経蔵があります。経蔵と呼ばれていますが、実際はどのように使われていたのかは不明。北側と南側にそれぞれ置かれているので、ぜひ併せて見てみてくださいね。

遺跡内は足場が悪いところが多く、登り下りを繰り返すので、動きやすい服装と歩きやすい靴で行きましょう。また、転がっている石材は、これから修復されるものなので、見学の際は触らないよう気をつけてください。

ベンメリアへの行き方は?

ベンメリア遺跡

ベンメリアへのアクセスは、シェムリアップから約80km離れているので、トゥクトゥク(三輪クタクシー)だとちょっとキツイかも。人里離れた場所なので、安全の面からも現地ツアーを利用するのがオススメですよ。入場料は一人5USドルで、遺跡前のチケットブースで支払いましょう。

旅慣れた方なら、アンコール・ワットを目的にカンボジアを訪れた方もいらっしゃるのでは?年々、ベンメリアのように周辺の安全対策や修復が進み、観光地として入れる場所が増えています。ベンメリアは知らなかった、以前から興味あったけど行けなかったという方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

■ベンメリア
所在地
Angkor Archaeological Park, Cambodia
入場料
5ドル
※情報は記事公開日時点のものになります。