町の中が小人像だらけ?小人探し観光が楽しいポーランドのヴロツワフ

「小人が住む街」と呼ばれているポーランドにあるヴロツワフという街をご存じですか?1000年以上の歴史をもつポーランドで最も古い都市のひとつですが、2001年から置かれ始めた小人像は年々増えており、今やいくつあるのか地元の人でも把握できないほど。今回は街歩きが楽しいヴロツワフをご紹介します。

ヴロツワフの街について

ヴロツワフ旧市街広場

人口約63万人のヴロツワフはポーランド第4の都市。首都ワルシャワからは約350キロ離れていて、列車で約4時間かかります。空港もあり、ワルシャワから飛行機で行くことも可能。チェコやドイツの国境に近いので、これらの国からのアクセスも良好です。
1000年以上の歴史を持つヴロツワフは歴史上様々な国の一部となっていて、その数なんと10以上。それによりいろんな国のエッセンスが混ざりあった独特の雰囲気が魅力です。第二次世界大戦中、激しい戦闘で歴史的建物の多くが破壊されましたが、残った資料をもとに市民の手で完璧に復元されています。

■ヴロツワフ

小人が住んでいる?

ヴロツワフの小人たち
ヴロツワフの小人たち
ヴロツワフの小人たち

「小人が住んでいる街」と呼ばれるヴロツワフですが、1980年、政治風刺的にはじめの1体の小人像が設置されました。次の小人像が設置されたのは2001年。芸術大学の学生プロジェクトによって制作されてからはどんどん増え、その数は現在250以上。残念ながら盗まれてしまう像もあるようで、いくつの像があるのか正確な数は誰も把握できていないとのこと。市も観光アトラクションとして小人像の設置に積極的で、自分の所有する土地であれば自由に小人像を設置していいことになっています。
小人像には名前や職業、伝説などひとりひとり違うキャラクターが設定されています。言葉がわからなくても大丈夫。寝転がっていたり、歌を歌っていたり、車いすに乗っていたり、人間の世界とまるで同じ。見るだけでも楽しめます。
お土産屋さんや観光案内所では「小人像マップ」を配布しているので、お目当ての小人像を効率よく見て回ることもできます。

ヴロツワフ大学のレオポルディア講堂が圧巻!

レオポルディア講堂
Photo credit: PolandMFA on VisualHunt / CC BY-ND

旧市街の端にあるヴロツワフ大学は300年以上の歴史を持つ大学で多数のノーベル賞受賞者も輩出しています。建物はもはや大学というより宮殿といったほうがしっくりくるかもしれません。大学ではまず本を読んでいる小人の「教授」が出迎えてくれます。大学ですが、いくつかの施設は観光客にも開放されていて、一番の見どころはレオポルディア講堂。18世紀に建てられたこの講堂はヨーロッパ最大のバロック様式ホールとして有名です。大戦の被害に遭うこともなかったため、建物は当時のまま。大学の講堂らしく、勤勉さや聡明さをイメージした彫像があったり、講堂中央の壁画は神の知恵への賛美を象徴しています。彫刻とフレスコ画で飾られた講堂にいると、時間を忘れてうっとりすることでしょう。

■ヴロツワフ大学
住所
plac Uniwersytecki 1, 48-300 Wrocław
時間
10:00~15:30
料金
2施設/10ズボティ、3施設/11ズボティ、4施設/12ズボティ
定休日
水曜日
電話番号
+48 71 375 22 45
HP
muzeum.uni.wroc.pl

街中に小人がいるなんてなんとも素敵!次の旅行はヨーロッパに行きたいと考えているなら、ぜひヴロツワフも候補に入れてみてくださいね。

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