ヨルダンの渓谷に隠れた絶景!ペトラ遺跡は昼も夜も楽しまなきゃ損!

深い渓谷の中から発見された巨大遺跡、世界遺産ペトラ遺跡。新世界七不思議にも選出されるほどミステリアスな魅力を放ち、今もたくさんの人たちを惹きつけています。ペトラ遺跡のあるヨルダンは中東の国ですが、親日家も多く、治安がよいので旅行先としておすすめですよ。今回は、そんなヨルダンのペトラ遺跡をご紹介します。

ペトラ遺跡はどんなところ?

ペトラ遺跡

ペトラ遺跡は世界文化遺産に指定されており、シリアの「パルミラ遺跡」、レバノンの「バールベック」とあわせて中東三大遺跡と呼ばれています。ペトラとはギリシャ語で崖を意味していて、切り立つ岩壁を削って大都市が作られました。3000年以上前から付近に人が住み、中国やインド、エジプト、シリア、ギリシャ、ローマを結ぶ交易都市として栄えましたが、西暦750年頃、地震によって町が衰退しました。19世紀に遺跡として発見されるまで眠りにつくことになります。

首都アンマンから南に190キロ、バスで約3時間半のところに位置しアンマンから日帰りが可能なため、たくさんのツアーも出ています。ただ、ペトラ遺跡はとても広大で公開部分を全部見ようとすると、ある程度まとまった日数が必要です。20世紀初頭から現在に至るまで発掘調査が行われ、2014年の時点でも全体の15%程度しか発掘されていないんだとか。
入場券は1日券〜3日券まで設定されていますので、予定にあわせて購入しましょう。 遺跡は電動の乗り物の乗り入れが禁止されているので、歩きやすい靴を履き、飲み物の持参を忘れずに。遺跡内は馬やラクダに乗って一部区域をまわることもできます。

■ペトラ遺跡
住所
Wadi Musa
営業時間
夏/6:00~18:00、冬/6:00~16:00
入場料
1日券/50ディナール、2日券/55ディナール、3日券/60ディナール、12歳以下は無料
定休日
電話番号
+962 3 215 7093
HP
http://jp.visitjordan.com/Wheretogo/Petra.aspx

ここだけは外せない!「エル・カズネ」

シーク

遺跡に入って10分ほど歩くと岩の裂け目でできた通路「シーク」があります。高さが約80メートルもあり、幅は一番狭いところではわずか数メートルしかありません。1km以上続くシークの出口にたどり着くと見えるのがペトラ遺跡で一番有名な「エル・カズネ」です。ピンク色の岩壁を削り出して作られ、光の当たり具合で様々な色に映ることから“薔薇色の都市”と呼ばれています。
古代ギリシャの建築に影響を受けたエル・カズネは、幅約30メートル高さ約43メートルあり、2000年前に岩壁を削って作られたとは思えないほど精巧にできています。エル・カズネはアラビア語で宝物殿という意味ですが、実際は王家の墓として使用されていました。

エル・ハズネ

「どこかで見たことある!」という人もいるかもしれません。それもそのはず、映画『インディージョーンズ』に出てきたのがこちらなんです。観たことがある人はドキドキすること間違いなし!テーマ曲がシークを歩いている時から頭の中で流れ始めるのではないでしょうか?

■エル・カズネ

遺跡では珍しいナイトツアーがある!

夜のエル・カズネ

ペトラ遺跡自体は夕方に閉まってしまいますが、毎週月・水・木曜日は入り口にあるビジターセンター前からエル・カズネまで「ペトラ・バイ・ナイト」というツアーが催行されています。いたるところにキャンドルが置かれ、エル・カズネの前ではヨルダンの伝統音楽のコンサートも開かれます。天気が良ければ、伝統音楽を聴きながら満天の星とライトアップされた遺跡を楽しむことができてとってもロマンチック。昼間は暑いペトラ遺跡も夜は涼しくなるのでおすすめです。しかも夜は入場料が安くなりますので、暑いときに行きたくない!エル・カズネだけ見られればいい!という人は夜のツアーだけ参加する、ということもできますよ。

■ペトラ・バイ・ナイ
時間
20:30~22:30
催行日
毎週月・水・木曜
入場料
17ディナール

2000年前に崖に掘られたものがいまだに美しく残っているペトラ遺跡、ぜひ実際に訪れて長い歴史を体感してみましょう。

※情報は記事公開日時点のものになります。