世界遺産登録間近!歴史と絶景が魅力の熊本県・天草地方へ出かけよう

先日、世界遺産への登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。いくつかの教会や集落といった複数の要素から構成された世界遺産で、そのうちのひとつが熊本県の天草地方です。天草地方は大小120ほどの島々からなり、熊本県で3番目に人口が多く、日本の離島自治体で人口数最多を誇ります。
空からのアクセスは、熊本空港で天草エアラインに乗り継いで20分。宇土市の三角港からフェリーも利用できます。鹿児島や長崎からもフェリーが出ているので、九州の他地域の旅行と合わせても良いでしょう。

世界遺産を先取り!「﨑津集落と海の天主堂」

﨑津教会

天草南部、羊角湾に面した﨑津集落は16世紀のキリスト教伝来以来、迫害にさらされながらもキリシタン信仰が生き続けてきた潜伏キリシタンの里です。その中心となるのが、アルメイダ神父により1569年に建てられた﨑津教会。通称「海の天主堂」です
現在の建物は、1935年に長崎県五島出身の建築家であり多くの教会建築に携わった鉄川与助によって設計されたもの。正面はコンクリート製の尖塔を持つゴシック様式で、窓には美しいステンドグラスが施されつつも、祭壇は木造で堂内は畳敷きと和洋折衷の珍しい建築様式の教会となっています。
禁教時代、厳しい踏み絵が行われた場所に現在の祭壇が配置されたとされ、﨑津の潜伏キリシタンの地としての歴史を物語っています。周囲の集落に溶け込むように教会が佇み、現在でも人々の祈りの場となっているんです。

﨑津集落

教会が建つ漁港一帯は、日本の渚百選「キリシタンの里 﨑津」に選ばれ、その景観は「国の重要文化的景観」にも指定されています。高台の展望公園からは﨑津集落、村を取り囲む羊角湾のコバルトブルーの海、そして空を一望することができます。今では、激動の時代を乗り越えたとは思えないような、静かで美しい漁村の風景が心を癒やしてくれるでしょう。

■﨑津教会(海の天主堂)
住所
熊本県天草市河浦町﨑津539
TEL
0959-78-6000(﨑津集落ガイダンスセンター)
開館時間
9:00~17:00

海の絶景を満喫!「天草五橋」

天草パールライン

昭和41年に開通した、九州本島と天草とをつなぐ五つの橋、通称「天草五橋」は、真珠の養殖が盛んなことから「天草パールライン」と名づけられ、絶景のドライブルートとして人気を誇っています。天草松島と呼ばれる、九州本土と天草との間に広がる多島海一帯の風景が魅力で、島を行き交う船、マリンスポーツを楽しむ人の姿も見られます。 随所に展望台が設置されていますので、ぜひ足を止めてその景色を楽しみましょう!
道中には地元の新鮮な魚や高価なお魚が低価格で食べられるレストランもありますので、ドライブにはうってつけです。

夕景の天草松島

4号橋のそばにある松島展望台や、近くにある高舞登山の展望台は、天草松島の島々と美しい海が調和する大パノラマが楽しめるフォトスポットです。特におすすめなのが「日本の夕日百選」に認定された夕やけ!天草松島を赤く染めながら、ゆっくりと沈む夕日は忘れられない思い出になること間違いなしでしょう!

■天草五橋

天草の海・山両方の絶景を楽しめる!「ペルラの湯舟」

天草は海の景色とともに温泉が楽しめる場所でもあります。個性的な温泉施設が数多くあるので、温泉巡りもおすすめです。中でもおすすめなのが「ホテルアレグリアガーデンズ天草」敷地内の天然温泉施設「ペルラの湯舟」。ここでは有明海の大パノラマを見渡すオーシャンビューが広がる「海の湯」と、木々の表情を愛でながら入る「山の湯・森の湯」と2種類の露天風呂を楽しめます(日替わりで男女交替制)。
露天風呂から見る地平線に夕日が沈むは、身も心も洗われるようです。日が暮れても、街明かりや空いっぱいの星や月を見ながら温泉を楽しめます。天草の天然温泉で心身共にリフレッシュしましょう!

■天然温泉ペルラの湯舟(ホテルアレグリアガーデンズ天草 敷地内)
住所
熊本県天草市本渡町広瀬996
TEL
0969-22-3161
営業時間
5:00~8:00(最終入館7:30)、11:00~23:00(最終入館22:30)
※毎月第3火曜日はメンテナンスにより16時から営業(場合により変更あり)
入湯料
大人/600円、小人/300円
効能
神経痛、筋肉痛、冷え症、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病など

歴史深い教会と素朴な漁村に、多島美、さらに絶景の温泉と、素晴らしい風景があなたを待っています!世界遺産登録で注目度が急上昇中の天草へ、ひと足先に出かけてみませんか?

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