華やかな京文化が残る街。山形県酒田市のオススメ観光スポットをご紹介

山形県の北部、庄内地方に位置する酒田市は、古い歴史を持つ街。日本海に面しているため、江戸時代には港町として栄え、当時は「西の堺、東の酒田」と讃えられたほどです。現在でも、当時の面影を残す施設や文化に触れることができ、歴史情緒溢れる観光スポットとして知られているんですよ。

日本三大吊るし飾りが見られる「山王くらぶ」

山王くらぶ

港町として京都との行き来があった酒田では、京都の料亭文化が広まりました。そんな酒田の料亭文化を今に伝えるのが「山王くらぶ」。明治28年に建てられた料亭で、国の登録有形文化財に指定されているんですよ。現在は観光施設として利用されており、酒田の歴史や文化、ゆかりのある文人墨客の展示を見ることができます。

山王くらぶつるし飾り

「伊豆稲取つるし飾り」「福岡柳川さげもん」と並ぶ、日本三大吊るし飾りの「酒田傘福」の展示も見どころ。傘福は江戸時代に始まったとされ、幸運や子供の成長を願って作った飾りを傘に吊るし、寺社仏閣に奉納するという風習です。ねずみや人形など可愛らしい飾りがたくさん吊るされた傘は、写真映えもバッチリ♪館内には、有料・予約制で吊るし飾りを作る体験工房もあるので、チャレンジしてみるのもオススメですよ。

■山王くらぶ
住所
山形県酒田市日吉町2-2-25
電話番号
0234-22-0146
休館日
12~2月/火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館。3~11月は無休)、12月29日~1月3日
開館時間
9:00~17:00 ※最終入館16:30
料金
大人/310円、高校生・大学生/210円、小・中学生/100円

酒田のシンボル「山居倉庫」

山居倉庫

酒田のある庄内エリアは、山形屈指の米どころ。かつては酒田から各地へ米が運ばれていました。そんな酒田のシンボルにもなっているのが、庄内米の貯蔵庫「山居倉庫」。明治26年に建てられた白壁、土蔵造りの倉庫で、今でも一部は農業倉庫として使われています。全部で9棟ある倉庫には、10,800トンもの米を貯蔵できるそうですよ。

山居倉庫

倉庫が連なる通り沿いには、ケヤキ並木がありフォトスポットとしてオススメ。新緑の季節はもちろん、鮮やかな紅葉や雪景色など、四季によって移り変わるケヤキ並木と倉庫の風景が素敵なんです。日本らしい建物や風景が残るこのエリアでは、映画『おくりびと』や『おしん』などの撮影も行われたんですよ。
また、敷地内には物産館「酒田夢の倶楽」や「庄内米歴史資料館」が併設。お土産を見たり、倉庫の内部を見学したりできるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■山居倉庫
住所
山形県酒田市山居町1-1-20
電話番号
0234-24-2233 (酒田観光物産協会)
休館日
開館時間
料金
無料
■酒田夢の倶楽
住所
山形県酒田市山居町1-1-20
電話番号
0234-22-1223 (酒田観光物産協会)
休業日
1月1日
営業時間
9:00~18:00
■庄内米歴史資料館
住所
山形県酒田市山居町1-1-8
電話番号
0234-23-7470
休館日
12月29日~2月末日
営業時間
3~11月/ 9:00~17:00、12月/9:00~16:30
入館料
大人/300円、中学生・高校生/200円、小学生/150円、未就学児/無料

リーズナブルな料金で舞娘踊りが観られる

相馬樓

舞妓さんといえば京都が有名ですが、酒田には「酒田舞娘」がいて、江戸にも知られるほどの人気だったそう。酒田の料亭文化を今も楽しめる施設が「舞娘茶屋・雛蔵畫廊(ひなぐらがろう)相馬樓」です。江戸時代、酒田を代表する料亭だった「相馬屋」を改装した施設で、リーズナブルな料金で舞娘さんの芸を楽しむことができるんですよ。舞娘さんの踊りの鑑賞に豪華なお弁当が付いた予約制のプランもオススメです。

相馬樓酒田舞娘

また、樓内には「茶房くつろぎ処」があり、抹茶やぜんざいをいただくことができます。展示コーナーでは、雛人形や古美術の鑑賞もできるので、気軽に入ってみてくださいね。

■舞娘茶屋・雛蔵画廊 相馬樓
住所
山形県酒田市日吉町1-2-20
電話番号
0234-21-2310
休業日
水曜日
営業時間
10:00~17:00 ※入館は16:30まで
入樓料
大人/700円、中学生・高校生/500円、幼児・小学生/300円、3歳未満/無料
舞娘演舞鑑賞
300円(入樓料は別途)※毎日14:00~

吊し飾りや料亭文化など、華やかな江戸文化が残る酒田。歴史ある建物もたくさん残っているので、ゆっくり散策を楽しむにはピッタリの場所ですね。ぜひ、この夏のお出かけ先に加えてみてください!

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