日本美術界の巨人も愛した景勝地、茨城県の「五浦海岸」の見どころをご紹介

茨城県北茨城市にある「五浦海岸(いづらかいがん)」は、“関東の松島”とも言われる景勝地です。波が打ち寄せる断崖絶壁にクロマツが生えている様子は、まるで絵のような美しさです。この景観に魅了されたのが、近代日本美術の発展に大きく貢献した岡倉天心。周辺には、岡倉天心ゆかりの施設や絶景スポットがあり散策にピッタリです。

岡倉天心が過ごした「五浦六角堂」

五浦海岸 六角堂

五浦海岸沿いの見どころスポットの一つが「五浦六角堂」。岡倉天心が自身の邸宅と共に自ら設計した建物で、ボストン美術館勤務の時代、夏を過ごした場所です。外観はどこか中国建築を思わせ、中には茶室があり、アジアの伝統思想を表現したと言われています。建物は2011年の東日本大震災の津波により流失してしまいましたが再建され、現在は見学が可能です。

■五浦六角堂(茨城大学五浦美術文化研究所内)
住所
茨城県北茨城市大津町五浦727-2
電話番号
0293-46-0766
開館時間
4~9月/8:30~17:30、2・3・10月/8:30~17:00、11~1月/8:30~16:30
※最終入館閉館30分前
休館日
月曜(祝日の場合は翌日休館)、12月29日~1月3日
入館料
大人(高校生以上)/300円、中学生以下/無料

日本美術を代表する画家の作品が見られる「茨城県天心記念五浦美術館」

五浦六角堂から歩いて10分ほどのところにあるのが、「茨城県天心記念五浦美術館」。岡倉天心をはじめ、五浦ゆかりの画家の作品を展示している美術館です。通年観覧できる岡倉天心記念室には、横山大観や下村観山など日本美術史に名を残す画家の作品が展示されています。このほか、定期的に開催される企画展も見どころ。五浦ゆかりの画家だけでなく、他の作家の作品も見ることができるので、詳細は公式HPをご確認くださいね。

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また館内には、海を眺めながらくつろげるカフェテリアや、オリジナルグッズを販売するミュージアムショップも併設。アートに触れた後は、休憩やショッピングを楽しむのもいいですよね。

■茨城県天心記念五浦美術館
住所
茨城県北茨城市大津町椿2083
電話番号
0293-46-5311
開館時間
2018年4月1日~9月30日/9:00~17:00
2018年10月2日~2019年3月31日/9:30~17:00
※最終入館16:30
休館日
月曜(祝日・振替休日の場合は翌日休館、5月1日・8月13日・9月18日は臨時開館)、12月29日~1月1日
入館料
岡倉天心記念室…大人/190円、高校生・大学生/110円、小・中学生/80円 ※企画展により異なる

五浦海岸のオススメ写真スポット

五浦海岸の六角堂

五浦六角堂の絶好の写真スポットとしてご紹介したいのが「五浦三崎公園」です。園内には展望慰霊塔があり、こちらからは六角堂や五浦海岸の景観を楽しむことができますよ。また、五浦で過ごした、岡倉天心の晩年を描いた映画『天心』で使われたセットが残されていて、日本近代美術の研究活動の拠点とした「日本美術院研究所」が再現されています。

■五浦三崎公園
住所
茨城県北茨城市大津町五浦

五浦海岸へのアクセスは?

五浦海岸へのアクセスは、車で行く場合は、常磐自動車道の「北茨木I.C.」を降りて約15分。公共交通機関を利用する場合は、JR常磐線の「大津港駅」からタクシーで約5分です。駅からは北茨城市巡回バスが運行されていますが、火、木、金曜のみの運行なので、利用する場合はご注意ください。

日本画のような景色が広がる五浦海岸。景色を楽しむのはもちろん、アートを鑑賞したり散策したりと色々楽しめそう。日本を代表する画家たちも魅了された絶景を見に行ってみませんか。

■五浦海岸
住所
茨城県北茨城市大津町五浦
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