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福島県・南会津をめぐる!! 会津鉄道の「お座トロ展望列車」でのんびり旅を楽しもう。

車で気ままに旅するのもいいですが、のんびりと電車に揺られる旅も楽しいですよね。会津鉄道が運行する「お座トロ展望列車」は、ゆっくりと列車旅がしたい方には特におすすめです。展望席やトロッコ席などがあり、車窓の景色はもちろんのこと、いろいろな楽しみがあります。

「お座トロ展望列車」とは?

お座トロ展望列車 トロッコ車
お座トロ展望列車 トロッコ車

会津若松駅から会津田島駅の間を運行する「お座トロ展望列車」は、会津線の見どころを楽しめる、わずか2両の観光列車です。座敷席、トロッコ席、展望席の3種類の座席があり、展望席は大きな窓とリクライニングシートになっていて、ゆったりと景色を楽しみたい方にピッタリです。座敷席は、なんと「掘りごたつ」になっているので持ち込んだお酒やお菓子を食べながら楽しめます。そして、なんと言っても一番のおすすめは「トロッコ席」です。春から秋にかけては窓がないので、気持ちのいい風をうけながら美しい自然を肌で感じられます。

日本初!! トンネルシアターが楽しめる

お座トロ展望列車の「トンネルシアター」は、トンネルの壁面に映像が投影されるという日本初の演出で、かわいいアニメーション作品が見られます。景色の見えないトンネルを逆手にとった楽しい演出なので、ぜひ見てみてくださいね。
※トンネルシアターはトロッコ席の車両で上映します。
※芦ノ牧温泉駅〜湯野上温泉駅間のトンネル内で上映します。

お座トロ展望列車沿線のおすすめスポット

お座トロ展望列車沿線のおすすめスポットをご紹介します。

湯野上温泉駅

湯野上温泉駅
茅葺き屋根の駅舎 湯野上温泉駅

停車駅の1つである「湯野上温泉駅」は、全国でも珍しい茅葺き屋根の駅舎です。桜の名所としても知られ、春は桜と駅舎の写真を撮りに多くの観光客が訪れます。

大内宿

大内宿
大内宿
撮影:BUD International

大内宿は江戸時代に会津若松から日光今市を結ぶ下野(しもつけ)街道に作られた宿場町です。江戸に向かう大名や旅人の宿場として重要な役割を担っており600人もの大名行列が滞在したという記録も残っています。
大内宿へは、湯野上温泉駅からバスを利用します。

深沢橋梁

深沢橋梁
深沢渓谷に架かる「深沢橋梁」

山あいを走る会津線には、いくつかの鉄道橋が架けられていますが、いちばんの見どころは深沢渓谷に架かる「深沢橋梁」です。全長69m、高さは約60mあり迫力満点です。橋梁の上からは山々に囲まれた若郷湖を一望できます。

塔のへつり

塔のへつり
国の天然記念物 「塔のへつり」

「塔のへつり」は、国の天然記念物に指定されている景勝地です。“へつり”とはこの地方の方言で“断崖”を意味し、その言葉通り、塔のような形をした巨岩が並んでいます。これらは100万年にもおよぶ風化と浸食によってできたもので、そのスケールの大きさと自然美を目の当たりできます。
塔のへつりへは、塔のへつり駅より徒歩約5分です。

「お座トロ展望列車」に乗るにはどうしたらいいの?

お座トロ展望列車
お座トロ展望列車

お座トロ展望列車は、例年4月から11月の土日と祝日に運行しています。会津若松駅と会津田島駅間は約1時間30分の道のりで、会津田島駅行きは1日2本、会津若松駅行きは1本と運行しています。
乗車には、乗車券の他に「トロッコ整理券」(大人310円/小人150円)が必要です。

会津若松駅
会津若松駅

お座トロ展望列車は会津若松駅から乗車するのが便利です。東京から東北新幹線を利用する場合は「郡山駅」で下車し、磐越西線に乗り換えてください。所要時間は約2時間半です。また、東武鉄道浅草駅から「特急リバティ会津」に乗って、会津田島駅まで行くこともできます。所要時間は約3時間30分です。

美しい街並みと豊かな自然広がる南会津エリア。絶景スポットや観光地をめぐる「お座トロ展望列車」は、のんびり旅をしたい方にピッタリです。ぜひ一度乗ってみてくださいね。

この記事は2018年8月7日に公開されたものを編集したものです。

 

※情報は記事公開日時点のものになります。