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東大阪エリアで静かな旅を。大阪観光の穴場スポット4選

大阪観光といえば大阪市内に目を向けがちですが、東大阪市にも見どころはたくさんあります。観光客も定番スポットに比べたら少ないですし、地元の暮らしのより近いところに触れることができます。オススメの穴場4選、ご覧ください。

公立図書館で日本一の蔵書数を誇る「大阪府立中央図書館」

大阪府立中央図書館
大阪府立中央図書館
photo by ここむんと

四角いブロックを積み重ねたような建物が印象的な大阪府立中央図書館は、公立図書館で日本一の蔵書数を誇る図書館です。バリアフリーの施設があったり、地下書庫が巨大なため司書は自転車で探書等をしたりと、おもしろい特徴がいくつもある場所です。
オススメの楽しみ方は、まず建築を鑑賞すること。それから4階分の本の多さを楽しむこと。そして、1階で必ず行われている展示を鑑賞したり、館内ツアーに参加したりしましょう。
アクセスは近鉄けいはんな線・荒本駅下車徒歩約5分です。

大阪府立中央図書館

書斎も見学できる「司馬遼太郎記念館」

日本の偉大な建築家・安藤忠雄作のコンクリート打ちっぱなしの建物が特徴的な司馬遼太郎記念館は東大阪市でもっともオススメしたいスポットです。司馬遼太郎といえば『坂の上の雲』『竜馬がゆく』などを書いた歴史文学の大作家ですよね。
緑ゆたかな庭を通ると、右手のほうに司馬遼太郎が実際に執筆していた書斎を窓越しに見ることができます。ペンや書類が当時のまま置かれていてとてもリアルで鳥肌モノです。
また、ここの見どころは大書架。高さ約11メートルの木の本棚に約2万冊の本がぎっしり詰まっています。司馬遼太郎の所有蔵書数は約6万冊、この本棚3架分ということですね…。作品を書くのに大量の資料を読みこむことでよりリアルに、事実に基づく歴史小説を書いた司馬遼太郎の熱意を感じとることができます。
カフェやショップも併設しているほか、『二十一世紀を生きる君たちへ』というエッセイは、この記念館でしかゲットできないレア書籍です。ぜひチェックしてください。

司馬遼太郎記念館

地元に愛される神社「石切さん」と「西堤神社」

東大阪市の神社といえば、定番の「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」です。「でんぼ(方言で腫物)の神様」という腫れ物などを治して下さる神様がいらっしゃる場所で親しまれ、お百度参りをする参拝者で朝から晩まで賑わうそうです。
アクセスは近鉄けいはんな線・新石切駅下車徒歩約7分、もしくは近鉄奈良線・石切駅下車徒歩約15分。

石切劔箭神社
住所
大阪府東大阪市東石切町1-1-1
電話番号
072-982-3621
HP
石切劔箭神社

「石切さん」に行ったら併せて参拝してほしいのが「西堤神社」。ビルの間からチラチラみえる大樹が特徴的な、こぢんまりとしてどこかあたたかいお宮さんです。妖怪伝説があり、退治された大蛇の鱗が残っており参拝すると雨が降ったのだとか。
ふだんは人気のない場所ですが、お祭りや催事のときは地元の子どもたちが集いにぎやかな場所に変わります。
西堤神社のアクセスは、地下鉄中央線高井田駅、JR高井田中央駅下車徒歩約10分ほど。石切さんのある新石切駅から約10分、一本で高井田駅まで行けるので便利ですよ。

西堤神社
住所
大阪府東大阪市西堤1-11-13
電話番号
06-6781-1314

繊細なデコレーションは職人技!! 「スイートマジック 楽心工房」

スイートマジック 楽心工房
スイートマジック 楽心工房
photo by ここむんと

JR鴻池新田駅から徒歩5分ほどのところですが、ちょっとわかりにくい奥まった場所にある「スイートマジック 楽心工房」。地元の小さなケーキ屋さん…ですが、入口から店内に至るまでびっしりとケーキの写真が貼られています。しかもすべてチョコプレートにキャラクターなどのイラストを描いたケーキの写真。ドレスのフリルがクリームで丁寧に再現されたプリンセスケーキやクマのケーキもあります。
シフォンケーキやモンブランなど定番メニューはお手頃価格。生クリームにしっかりこだわっているようで、いただくと体に優しそうな味がします。
百貨店やカフェのスイーツもいいですが、地元のパティスリーでゲットするケーキも新たな発見があるのでオススメです。

スイートマジック 楽心工房 Raccokoubou
この記事は2017年8月26日に公開されたものを編集したものです。
 

※情報は記事公開日時点のものになります。

長野出身、大阪在住のライター4年目。トリドリでは関西メインで執筆中で、できるだけ自分で実際に歩いて撮った一次情報をシェアしています。旅の計画から帰宅後まで活用してもらえるコンテンツを目指して。