川面に映る鮮やかな色彩!秋田の紅葉の名所「抱返り渓谷」の見どころをご紹介

抱返り渓谷は全長約10kmに及ぶ渓谷です。“抱返り”という名前の由来は、昔は人がすれ違う時にお互いに抱きかかえるようにしなければ通れないほど道が狭く険しかったからだそう。もちろん現在は遊歩道があるので安心して散策できますよ。渓谷沿いにはたくさんの絶景ポイントがあり、これからのシーズンは紅葉が見頃を迎えます。紅葉スポットとして県内外から多くの観光客が訪れます。

抱返り渓谷には見どころがたくさん!

現在、遊歩道は渓谷の入口から「回顧(みかえり)の滝」までの約1.5km、徒歩約30分の区間が通行可能となっています。
それでは遊歩道沿いの見どころをご紹介していきましょう。

まずは入口近くにある「抱返神社」です。杉の巨木に囲まれた厳かな雰囲気の神社で、雨乞い龍神、水分神、養蚕の守護神が祀られています。こちらを参拝してから先へ進みましょう♪

紅葉の抱返り渓谷

抱返神社から少し歩くと見えてくるのが「神の岩橋」です。大正15年に架けられた秋田県で最も古い吊橋で全長80m、この上からは渓谷を流れる玉川を見ることができますよ。渡るだけでなく遠くからこの橋を眺めるのもオススメで、赤いの橋が周囲の景色に映えて素敵なんです。

抱返り渓谷

橋を渡ると渓谷随一の景勝地と言われる「誓願寺」が現れます。寺という名前がついていますが、建物ではなく眺望の名称です。この周辺は岩壁の間が狭くなっていて、水が淵に流れ込む時に出るあぶくが寺の香の煙のように舞うことからこの名前が付けられたそう。エメラルドグリーンの水の色がとっても神秘的です。

抱返り渓谷 回顧の滝

「回顧の滝」が見えてきたら現在通行可能な遊歩道の終わりの合図。「何度も振り返って見たくなるほど美しい」と言われている、渓谷を代表する滝です。展望台があるので、そこからの眺めもオススメ。二段になって落下する雄大な姿を見ることができますよ。

紅葉の見頃は10月上旬から!

抱返り渓谷の紅葉

春から夏にかけては青々と茂る緑の絶景を見ることができますが、秋は紅葉の美しさが秀逸♪見頃は例年10月上旬から11月上旬にかけてで、この期間中は「抱返り紅葉祭」が開催されます。まるでモザイクのような赤や黄の色彩が広がり、玉川とのコントラストを楽しむことができますよ。ご紹介した「神の岩橋」や「回顧の滝」周辺からは特に美しい紅葉を見ることができるので、写真好きの方はぜひ押さえておきましょう!

抱返り渓谷へのアクセス

紅葉の抱返り渓谷

抱返り渓谷へのアクセスは、車で行く場合は東北自動車道「盛岡I.C.」を降りたら、国道46号を経由して約1時間。渓谷の入り口に駐車場があるので、そちらを利用しましょう。
公共交通機関で行く場合は、JR「神代駅」からタクシーで約5分、秋田新幹線を利用する場合は「角館駅」からタクシーで約15分、同じく秋田新幹線「田沢湖駅」からはタクシーで約20分になります。

自然に囲まれた絶景が広がる「抱返り渓谷」。美しい川の流れや紅葉を見ながら、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■抱返り渓谷
住所
秋田県仙北市田沢湖卒田~角館町広久内
電話番号
0187-43-2111 (仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
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