紅葉にアートに温泉に♪風光明媚な十和田・奥入瀬をめぐる旅

紅葉真っ盛り!奥入瀬渓流を楽しむ

奥入瀬渓流

「奥入瀬」と書いて“おいらせ”と読みます。十和田湖に流れ込むこの渓流は、国指定の名勝、天然記念物にも指定されています。十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から観光拠点の焼山まで、約14kmに渡り広がります。変化に富んだ水の流れや、点在する滝を観賞しながらハイキングを楽しみます。

清らかな川を囲うように木々が生い茂る奥入瀬渓流。木漏れ日が優しく、まるで自然に抱かれているような感覚は、なかなか都会では味わえませんよね。スタートとなる焼山から十和田湖近くの子ノ口までは、有名スポットを中心にバスの路線が通っているので、徒歩&バスでめぐるのがおすすめ。ここでは数あるスポットのなかでも必見!の場所をご紹介します。

三乱の流れ(さみだれのながれ)

三乱の流れ

「石ケ戸(いしげど)」バス停から徒歩約10分の距離にあります。三つの渓流が合流し、入り乱れている様からこう呼ばれる「三乱(さみだれ)の流れ」。奥入瀬渓流の玄関口、焼山から歩き始めて最初に現れるのがこちらです。

阿修羅の流れ(あしゅらのながれ)

阿修羅の流れ

「馬門岩(まかどいわ)」バス停から徒歩約10分の距離にあります。うっそうと生い茂った木立の間を激しく流れる水がつくりだす、ダイナミックな景観が人気の「阿修羅(あしゅら)の流れ」。こちらは奥入瀬渓流全体でも特に人気の高いポイントで、ポスターなどで見かける風景はほとんどがここです。

白糸の滝(しらいとのたき)

白糸の滝

「銚子大滝」バス停から徒歩約20分のところにあります。奥入瀬渓流では流れもさることながら、滝も見どころのひとつ。落差30mは奥入瀬渓流の中で最大の落差なのだそう。この他、付近には「不老の滝」や「双白髪の滝」など、ネーミングが面白い滝が点在します。

銚子大滝(ちょうしおおだき)

銚子大滝

「銚子大滝」バス停からすぐ。奥入瀬渓流の本流にかかる唯一の滝「銚子大滝」は高さ7m、幅20mの幅広の滝です。遡上する魚をせきとめることから“魚止めの滝”とも呼ばれています。

「苔」を楽しむ奥入瀬渓流♪ガイドツアーやワークショップも

奥入瀬渓流の苔

奥入瀬渓流にはガイドツアーもあります(要事前予約)。“苔さんぽ”とも呼ばれるコースでは、奥入瀬渓流ガイドに加え、ルーペを使って苔の世界を観察することができます。この他にも「シダ植物観察ツアー」や「きのこ*のこのこフォトツアー」など気になるツアーも。

苔玉作りのワークショップでは、奥入瀬渓流に生息するコケやシダ、樹木をモチーフに「小さな奥入瀬」作りに挑戦できます。

奥入瀬渓流への行き方とベストシーズン

青森駅、新青森駅、八戸駅などの主要ターミナルからバスが出ているほか、車で60~90分で行けるので十和田湖周辺をめぐるならレンタカーを借りて行くのも良いでしょう。青森空港を利用する場合も、まずはバスで青森駅へ行きます。ベストシーズンは紅葉が見頃の10月中旬~下旬、新緑あふれる5月下旬~6月上旬。紅葉シーズンはマイカー規制が行われる期間もありますので、車で行く際は事前にチェックが必要です。

■奥入瀬渓流
住所
青森県十和田市奥瀬

奥入瀬渓流とセットでめぐりたい十和田湖

紅葉 遊覧線

奥入瀬渓流が流れ込む十和田湖。こちらも紅葉の絶景スポットです。定番は十和田湖遊覧船で湖上から紅葉観賞をし、十和田湖のシンボル「乙女の像」へ。こちらは詩人で彫刻家の高村光太郎の作品として有名です。

紅葉2

そして極め付けは、中山半島と御倉半島の付け根にあるビュースポット敢湖台(かんこだい)・旧敢湖台からの眺望です。

■十和田湖
住所
青森県十和田市秋田県鹿角郡小坂町

インスタ映えスポット「十和田市現代美術館」

十和田市現代美術館

十和田エリアで訪れたいのが、十和田市現代美術館。草間彌生や奈良美智など、世界的に有名な作家の作品約40点を常設しています。美術館外の屋外エリアにも作品が展示されているので、美術館に入る前にロックオンされてしまいそう。キュートなフォルムのお化けの像や、色鮮やかな草間彌生の作品はインスタ映え間違いなし!2017年10月から常設展有料エリアでの写真撮影が可能になったので、観て、撮って思う存分アートを楽しめますね。

東北新幹線の最寄り駅は、八戸駅もしくは七戸十和田駅。
十和田観光電鉄バスが八戸駅と七戸十和田駅から利用でき、「官庁街通りバス停」下車、美術館までは徒歩5分です。 八戸駅から利用できるJRバスおいらせ号は「十和田市現代美術館」下車すぐとなっています。

■十和田市現代美術館
住所
青森県十和田市西二番町10−9
営業時間
9:00~17:00(最終入館16:30)
電話番号
0176-20-1127

酸ヶ湯(すかゆ)温泉立ち寄り湯のススメ

酸ヶ湯温泉の千人風呂

「千人風呂」で有名な酸ヶ湯温泉。奥入瀬渓流からは車で40分ほどの距離にあります。ここは江戸時代から愛されてきた古湯で、日本で初めて国民保養温泉地に指定された宿。宿泊所ですが、立ち寄りでの入浴も可能です。名物の「千人風呂」は湯治風情漂うヒバ造りの浴槽で混浴となっています。「千人風呂」とは別に男女別の内湯もありますので、混浴に抵抗のある人も歴史ある名湯を楽しむことができますよ。

奥入瀬渓流から車の場合、国道103号線沿い約40分ほど。バスの場合、新青森駅からはJRバスで1時間20分、青森駅からは1時間10分で到着します。

■酸ヶ湯温泉
住所
青森県青森市荒川字南荒川山国有林小字酸湯沢50
営業時間
9:00~17:00(日帰り入浴の場合)
電話番号
017-738-6400

弘前もセットでめぐってしまいましょう♪

旧弘前市立図書館

江戸時代から城下町として栄えた弘前。明治以降は洋館が建ち並んだ和洋折衷の文化が色濃い町。ルネサンス様式の八角の塔が印象的な旧弘前市立図書館や、大正ロマンの趣たっぷりの藤田記念庭園洋館、重厚感と華麗さが目を引く青森銀行記念館など、ぜひ散策で楽しんでみましょう。

弘前駅へのアクセスは、電車の場合は新青森駅から約25分~約40分、飛行機の場合青森空港からバスで55分、車の場合は青森から国道7号線で1時間の道のりです。

■弘前市

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