まるで絵画のよう!?紅葉に染まる京都の「南禅寺」で秋を感じよう

臨済宗南禅寺派の大本山、南禅寺。鎌倉時代に導入された、お寺の地位を定める五山制度において、「五山之上」という別格扱いをされた、禅寺の中で最高位の格式を持つ寺院です。景観が美しいことで知られ、歌舞伎『楼門五三桐』にて石川五右衛門が南禅寺の三門から夕暮れ時の桜を見て「絶景かな、絶景かな」と見得を切るシーンは有名ですよね。今回は、そんな南禅寺の見どころについてご紹介します。

何と言っても秋の紅葉はおすすめ!ライトアップも見逃せない♪

紅葉の南禅寺 山門

例年、11月中旬~11月下旬ごろになると、約4万5000坪という広大な敷地にある約300本ものカエデが一斉に色づき、境内は赤一色に染まります。日本三大門の一つに数えられ、重要文化財にも指定されている荘厳な三門と鮮やかな紅葉とのコントラストが美しく、趣深い景色が楽しめます。

高さ約22メートルの三門の楼上からは伽藍や秋の京都の街並みを一望することができます。南禅寺を訪れたら必ず登ってみてくださいね。

天授庵 ライトアップ

また夜間のライトアップも見逃せません。暗闇に紅葉が浮かび上がり、昼間とは違った幻想的な雰囲気に包まれます。塔頭の1つ「天授庵」では南北朝時代の趣を残すと言われる池泉回遊式の南庭が公開され、池の周りを囲むようにライトアップされた紅葉が特に見事です。

必見!レトロで風情ある「水路閣」

水路閣 紅葉

南禅寺では境内の様々な場所で紅葉が楽しめますが、特にイチオシなのが「水路閣」です。1890年に、琵琶湖から水を引くため作られた疏水で、ローマの水道橋を思わせる赤レンガ・花崗岩造りのアーチ型橋脚が特徴的です。全長93.2メートル、幅4メートル、高9メートルもあり、風格を感じさせます。

赤一色に染まった紅葉の中に溶け込む景観は美しいの一言!絵になるのでつい写真におさめたくなる、フォトジェニックなスポットです。

南禅寺名物の湯豆腐を味わおう♪

名物のは忘れずにいただきましょう「湯豆腐」!南禅寺は湯豆腐発祥の地とされ、門前の茶屋料理として生まれたのが湯豆腐と言われています。

周辺にはいくつもの湯豆腐のお店が軒を連ねていますが、せっかくなら敷地内にある「南禅寺 順正」へ行ってみては?美しい庭の景色を楽しみながら湯豆腐をいただくことができます。国産大豆を使った豊かな味わいの湯豆腐と特製のたれが絶妙にマッチしてたまりませんよ。

南禅寺へのアクセスは?

哲学の道 紅葉

南禅寺へは、バスを利用する場合、京都市バス5系統「岩倉操車場行」に乗って「南禅寺・永観堂道」で下車し、そこから徒歩約10分。
電車の場合は地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約7分です。

車を利用する場合、名神高速道路の「京都東IC」で降り、看板に従って進みましょう。南禅寺までは一本道で、約15分で到着です。
また、永観堂から銀閣寺へは多くの観光客が訪れる散策路「哲学の道」があるので銀閣寺から向かうのもいいですね。

■南禅寺
住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町
拝観時間
12月1日~2月28日/8:40~16:30、3月1日~11月30日/8:40~17:00(拝観受付は終了時間の20分前まで)
定休日
年末(12月28日~31日)
拝観志納金
<方丈庭園>一般/500円、高校生/400円、小・中学生/300円
<三門>一般/500円、高校生/400円、小・中学生/300円
<南禅院>一般/300円、高校生/250円、小・中学生/150円
電話番号
075-771-0365
■南禅寺 順正
住所
京都府京都市左京区南禅寺門前
営業時間
11:00~21:30(L.O.20:00)
定休日
不定休
電話番号
075-761-2311

境内が朱一色に染まる、絵画のような景観が圧巻の秋の南禅寺。近くには永観堂や哲学の道、銀閣寺といった定番スポットもあり、周辺観光やグルメも楽しめるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

■この記事で取り上げた施設について

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