日本地質学発祥の地!埼玉県長瀞(ながとろ)で自然の造形美に感動

秩父地域は「日本地質学発祥の地」として有名。特に長瀞町には「岩畳」や「秩父赤壁(ちちぶせきへき)」など全国的にも珍しい地形があり、長瀞渓谷として国の名勝地、天然記念物に指定されています。幅約50m、長さ約600m続く「岩畳」を眺めながら舟で川を下る「長瀞ライン下り」は根強い人気があります。

大自然が造りだした荒々しい造形美

長瀞岩畳 秩父赤壁

長瀞岩畳は文字通り、岩が畳のように敷き詰められているように見えるます。何万年も前に、地下20~30kmの深さで大陸と太平洋プレートが競り合い、隆起して地表に現れたものと言われています。荒々しい形状が魅力ですが、川自体は緩やかな流れで、川の水の青く澄んだ色をが楽しめます。秋には紅葉も美しく、鮮やかに色づいた木々と岩畳、鏡のようにそれらを映す川の風景は一幅の絵画です。

長瀞ライン下り

撮影:BUD International

また、岩畳の対岸には高さ50m以上の断崖が100mほど続く秩父赤壁があり、こちらも見どころ。鉄を含む岩が赤みを帯びていることや日を浴びて岩肌が一層赤く染まることから、中国の歴史書『三国志』に登場する「長江赤壁」を連想させ、その名で呼ばれています。
長い年月をかけて形成された奇跡のような景色!ライン下りだけでなく、岩畳の上を歩くこともできるので、ぜひ紅葉と合わせて、自然の造形美を楽しんでくださいね。

■長瀞岩畳

ショッピングやご当地グルメを楽しめる「長瀞岩畳通り商店街」

長瀞岩畳の絶景を楽しんだ後は、「長瀞岩畳通り商店街」に行ってみましょう。岩畳と最寄駅の秩父鉄道「長瀞駅」の間にある商店街で、土産物店や食事処がたくさん並んでいます。秩父は蕎麦どころとしても知られていて、クルミ入りの濃厚なつゆでいただくのが特徴。秋は新蕎麦の季節でもあるので、これからがベストシーズンですね♪

商店街には、みそポテトや豚の味噌漬けなどご当地グルメも充実。食べ歩きメニューもたくさんあるので、あれこれ買って、散策しているだけでお腹がいっぱいに♪オシャレなカフェもあるので、ひと息つきたい方はぜひ。また、土産物店もたくさんあり秩父銘仙の手ぬぐいやしゃくしな漬けなどの秩父名物は、家族や友人へのお土産に喜ばれそう。最近では、秩父で採れたメープルシロップを使ったスイーツやドリンクもあるので、ぜひ探してみてくださいね。

■長瀞岩畳通り商店街
住所
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
電話番号
0494-66-3311(長瀞町観光協会)

都心から約2時間でアクセスできちゃう長瀞町

長瀞町へのアクセスは、都心から車で行く場合、関越自動車道を通り「花園I.C.」を降りたら国道140号を約30分。合計所要時間は約1時間40分です。
公共交通機関を利用する場合は、池袋駅または上野駅から行くのが便利。両方とも所要時間は1時間50分ほどです。池袋駅から東武東上線に乗り「寄合駅」まで行き、そこで秩父鉄道に乗り換え「長瀞駅」へ。上野駅からは高崎線、上野東京ラインまたは湘南新宿ラインに乗り「熊谷駅」まで。秩父鉄道に乗り換え「長瀞駅」で下車します。

「地質学」なんて聞くとちょっと難しく感じますが、この壮大な景色は見ているだけで地球の息吹を感じられるはず!これからの時期は紅葉が見頃なので、周辺の観光と併せて立ち寄るのもオススメですよ。

■この記事で取り上げた施設について

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