【アフリカ】マダガスカルの心が揺さぶられる絶景を見に行こう。バオバブの並木道やサザンクロス街道をご紹介!!
島国であるマダガスカル共和国には、心が揺さぶられる絶景が数多くあります。サン・テグジュペリ作『星の王子さま』に登場する「バオバブの並木道」や総距離約941kmの「サザンクロス街道」などをご紹介します。
マダガスカル共和国とは?
マダガスカル共和国はアフリカ大陸から南東へ約400kmのところにある、世界で4番目に大きな島です。面積は日本の約1.6倍あり、首都はアンタナナリボです。島内に生息する動植物の約80%がマダガスカルの固有種で生態系を守るために数多くの自然保護区公園や、国立公園などがあります。
<マダガスカルの代表的な動物>
白黒のしま模様のあるしっ尾(輪尾)からその名前がついた「ワオキツネザル」や、横にピョンピョン飛びながら移動する「ベローシファカ」、成長すると50cmほどの大きさになり舌を伸ばしてエサをキャッチする「パンサーカメレオン」などが有名です。
また、マダガスカル共和国は南半球に位置するため日本とは季節が逆です。気候は地域によってさまざまですが、首都アンタナナリボのベストシーズンと言われている7月〜9月上旬は平均気温が20℃弱です。
10〜3月は夏の雨季、4〜9月が冬の乾季にあたります。
神秘的で美しい「バオバブの並木道」
サン・テグジュペリ作『星の王子さま』にも登場するバオバブの木が悠然と立ち並ぶ「バオバブの並木道」。バオバブの木は最大で高さ約50m、直径約15mにもなり、どこから見ても美しく世界中のトラベラーの憧れの地でもあります。
また、「バオバブの並木道」は日没前の時間帯が最も美しいと言われています。神秘的な光景を求めて世界中の人々が集まります。ここでしか見ることのできない光景をぜひ目に焼き付けてくださいね。
燃え上がる炎のような絶景「レッドツィンギー」
「レッドツィンギー」は、マダガスカルにある独特の地形のことです。鋭く尖った岩の山が特徴でその昔、海だったところが長い年月をかけて砂岩が侵食(しんしょく)されてでき、針山のような形になりました。朝日が登る時間帯は、岩が朝日に照らされ燃えるような赤色やオレンジ色に見えます。
マダガスカルの中央を貫く「サザンクロス街道」
マダガスカルの中央を貫くように高低差約1,500m、総距離約941kmというスケールで縦断する「サザンクロス街道」は、通称「ルート7(RN7)」とも呼ばれひたすら真っすぐ続く道中には、美しい棚田やマダガスカルのエアーズロックと言われる大きな岩山の姿が見られます。実にさまざまな変化に富んだ景色が楽しめます。
マダガスカル共和国への行き方
日本からの直行便はないので、乗り継ぎ便を利用します。例えば、エチオピアのアディスアベバ経由で首都アンタナナリボに入るルートやモーリシャス経由などがあります。乗り継ぎや個人での観光が不安な場合は、日本からの添乗員付きツアーがおすすめです。
アニメ映画『マダガスカル』シリーズでも一躍有名になったマダガスカル共和国。いつかは、行ってみたいですよね。
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