「永遠に平和な国」を意味するブルネイ・ダルサラームってどんな国?

海外旅行が好きな方ならみんながあまり行ったことない国に行ってみたい! と思うこともありますよね。日本からの旅行先として人気のインドネシア、フィリピンのすぐ近くにある謎めいた国「ブルネイ・ダルサラーム」をご紹介します!

ブルネイとはどんな国?

ジャミ・アサール・ハサナル・ボルキア・モスク
ジャミ・アサール・ハサナル・ボルキア・モスク

マレーシアのコタキナバルがあることで知られるボルネオ島に位置するブルネイ。正式国名は「ブルネイ・ダルサラーム」で、“永遠に平和な国”という意味をもっています。国の大きさは三重県と同じくらいです。亜熱帯地域ということもあり、国土の6割ほどを熱帯雨林が占めていますが、天然資源が豊富に採れることから医療費や教育費が無料だったり、個人の所得税もかからないという恵まれた国です。治安もいたって良好で、自然災害も少ない安全な国として知られています。

ブルネイの観光スポット

ブルネイ観光はまず首都「バンダル・スリ・ブガワン」から!

バンダル・スリ・ブガワン
バンダル・スリ・ブガワン

まずブルネイ観光の拠点となるのは首都「バンダル・スリ・ブガワン」です。国際空港から市街地までバスで約15分とアクセス良好で、イスラム教が普及していることからいたるところでモスクを見ることができます。

バンダル・スリ・ブガワン

先代国王の豪華なモスク「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」

スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク

数あるモスクの中でも、ブルネイのシンボルとも言われるのが「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」です。先代国王のモスクであることから通称“オールドモスク”と呼ばれています。
世界中から高価な建材やインテリアが集められ、モスクを囲むように作られたラグーンには豪華な模造船が浮かべられています。夜にはライトアップされ、幻想的な姿が浮かび上がりますよ。

スルタン・オマル・アリ・サイフディン・モスク
住所
Jalan McArthur, Bandar Seri Begawan BS8711

ブルネイ市民の台所に遊びに行こう!

ブルネイのナイトマーケット
ブルネイのナイトマーケット

アジア旅行なら、活気のあるマーケットも行きたいですよね。ブルネイにもいくつかのマーケットがあり、美味しいローカルフードや新鮮な食材が売られています。
朝食や軽食を探すのにうってつけな川沿いのマーケット「タム・キアンゲ」や、ガドンのナイトマーケットがおすすめです。ナイトマーケットはブルネイでもにぎやかな場所ですよ。

「ウル・テンブロン国立公園」で自然を満喫

ウル・テンブロン国立公園
ウル・テンブロン国立公園

自然豊かなブルネイに行くなら、熱帯雨林にある「ウル・テンブロン国立公園」もおすすめです。トレッキングやラフティングといったアクティビティのほか、テナガザルに会えるツアーなど、さまざまなアクティビティに参加できるツアーがありますよ。

ウル・テンブロン国立公園

ブルネイ観光にビザ(査証)は必要?

観光目的で14日間以内の滞在であれば不要です。もし長めの滞在をしたいという方は、ブルネイ大使館などで事前にビザ(査証)の取得が必要になります。

華麗なモスクに活気あるマーケットのほか、豊かな自然が楽しめるブルネイへ、ぜひ行ってみてください。

この記事は2016年10月28日に公開されたものを編集したものです。

※情報は記事公開日時点のものになります。