童話の街ドイツのブレーメン! かわいい景色と、有名ビールを楽しもう
ドイツ北部にある街ブレーメンは、グリム童話『ブレーメンの音楽隊』で知られる都市。海が近く、歴史的に貿易が盛んなことから自由都市として発展してきました。第二次世界大戦中に多くの建物が破壊されてしまいましたが、マルクト広場周辺やシュノーア地区には昔ながらの街並みが残ります。
目次
グリム童話の世界が広がるブレーメン
ブレーメンと聞いて、まず思い浮かぶのはグリム童話の『ブレーメンの音楽隊』でしょう。ブレーメンはグリム童話にまつわる都市を結んだメルヘン街道上にあり、ブレーメンの市庁舎横にある4匹の動物たちの像がメルヘン街道の終着点とされています。お話の中に登場するロバ、イヌ、ネコ、ニワトリの4匹の動物たちは市のシンボルになっていて、街のいたるところで像やモニュメントを見つけられますよ。見つけた時はぜひ願い事をしながらロバの像の前脚を触ってみてください。願いが叶うと言われています。
ブレーメンで街歩きを楽しもう
世界遺産の市庁舎
マルクト広場に面するブレーメンの市庁舎は、緑色の屋根と茶色いレンガで作られたかわいらしさの中に、重厚感を感じさせる佇まいが印象的です。
それもそのはず、この建物は1404年に建てられたもので、建築当時の姿のまま残っている市庁舎としてはなんとヨーロッパ最古なんです。第二次世界大戦下、市民たちが囲いでおおって建物を守り抜いたのだそう。マルクト広場の中央にあるローラント像とともに世界遺産に登録されていて、ガイドツアーに参加すれば内部を見学できますよ。
- 住所
- Am Markt 21, 28195 Bremen
中世の街並みを再現した「ベトヒャー通り」
マルクト広場の近くにあるベトヒャー通りは、20世紀初めに作られた、中世の街並みを再現した通りです。レンガ造りの美しい通りに、美術館やレストランなどが並びます。歩いてまわるだけでも楽しめますよ。
メルヘンチックな「シュノーア地区」
ブレーメン最古の地区シュノーア地区も、メルヘンチックな街並みが広がる場所としておすすめです。かわいらしい家々と石畳の風景はまるで絵本の世界のようです。いくつか小さな美術館や博物館があり、見どころがたっぷりですよ。
ドイツの有名ビール「ベックス」の醸造所がある!
ドイツといえばビールです。各地においしい地ビールがありますが、ブレーメンにはドイツの有名ビール「ベックス」の醸造所があるんです。直営のレストランや、醸造所の見学ツアーもできるので、ビールが好きな方におすすめです!
メルヘンチックでかわいらしい街並みが見られるほか、有名ビールの醸造所があるブレーメンの街へ、ぜひ一度行ってみませんか?
この記事は2018年7月14日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。