一生に一度は観たい! レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』を観にミラノに行こう!
“芸術の都”と称されるイタリアでは、多くの著名人の作品を街のあちらこちらで見られます。中でも、歴史上最も有名な画家のひとりがレオナルド・ダ・ヴィンチ! 彼の有名な代表作には『最後の晩餐』のほかにも、『モナ・リザ』や『受胎告知』があります。これらの有名作品を鑑賞するために旅行をするという、アートが好きな方もいるのでは?
この記事では、傑作中の傑作ともいわれる『最後の晩餐』を鑑賞できる「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」についての情報や、チケットの取り方をご紹介します。
目次
『最後の晩餐』が観られるミラノ
ミラノはローマに続くイタリア第2の大都市です。高級ブランドのプラダやヴェルサーチの発祥の地でもあり、ファッションの最先端をいくお洒落な街です。また、ドゥオモやガレリアなどの歴史的建築物も多く、シーズンを問わず多くの観光客が訪れます。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院
1487年に完成した「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」はアーチ型の天井が特徴の美しい教会で、教会に隣接しているドメニコ会修道院の食堂の壁に描かれたのが『最後の晩餐』です。これらは複合建築として、世界遺産に登録されています。
『最後の晩餐』を観るのは有料で完全予約制ですが、教会内には誰でも無料で入れます。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へのアクセス
ドゥオモやガレリアがあるミラノの中心から徒歩で約20分。もしくはメトロのカドルナ駅から徒歩約15分です。それほど遠い距離ではないので、街をゆっくりと眺めながら歩いて教会を目指すのがおすすめです。
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画『最後の晩餐』
『最後の晩餐』はレオナルド・ダ・ヴィンチが1495年から1497年にかけて描き上げた傑作です。まず驚くのが作品の大きさではないでしょうか。なんと縦4.2m、横9.1mのとても大きな壁画です。キリストの処刑前夜、彼が12人の弟子の中に裏切り者がいると告げた瞬間を描いたとされています。一回の鑑賞が30人に制限されているため、静かな空間で15分間、誰にも邪魔されずにゆっくりと鑑賞できます。
『最後の晩餐』を鑑賞するチケットの購入方法
『最後の晩餐』を観るには、必ずチケットの購入が必要です。
「CENACOLO VINCIANO(最後の晩餐)」のページにあるカレンダーには購入可能の日程のみ緑色にて表示されますので、その中から選択。その後、アカウントを設定し購入手続きを行います。
しかし、大変人気のチケットですので、プリセールの受付が始まるとすぐに売り切れとなってしまいます。そんな時はオプショナルツアー会社を使うと便利です。公式サイトに比べるとだいぶ割高ですが、旅の数週間前でもチケットが余っていることがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 住所
- Piazza di Santa Maria delle Grazie, 20123 Milano
ミラノに行くならレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作『最後の晩餐』は必見です! 世界最高峰の名画を、ぜひご覧くださいね。
この記事は2018年10月22日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。