まるで日本のベニス!? 富山県射水市の内川でノスタルジックな雰囲気を楽しもう
富山県射水市にある内川は“日本のベニス”とも称される景色を楽しめる川です。内川に架かる12の個性的な橋や、周辺の趣のある街並みはどこか懐かしく、散策するのにうってつけです。そんなノスタルジックな雰囲気が魅力の内川周辺をご紹介します。
内川とはどんな川?
内川は富山新港から約1,850mに渡る、海から海を結ぶ川で、古くから運河として人々の生活に深く関わってきました。現在も水路として利用され、小型漁船が川の両脇に連なっている様子から“日本のベニス”と称されるようになりました。
内川の12の橋を散策してみよう
内川にはデザインの異なる12の橋が架かります。富山新港にかかる新湊大橋や新港大橋などの大きな橋から、地域住民の生活に根付いた小さな橋まで個性豊かな橋を楽しめます。
中でも目を引く2つの橋をご紹介します。
神楽橋
カラフルなステンドグラスが美しい「神楽橋」は、朝日や夕日に照らされると、ステンドグラスが透けて幻想的な雰囲気になります。
東橋
また、全国でも珍しい屋根付きの橋「東橋」も必見です。夜になると、橋の両端の休憩所がライトアップされ、昼とは異なる雰囲気を楽しめます。「渡るだけでなく、立ち止まり、時を過ごす憩いの橋」というコンセプトで作られました。
遊覧船に乗って内川の12の橋を巡ろう
内川は散策するだけでなく、遊覧船で巡るクルーズ観光も楽しめます。海王丸パークを出発し、約50分かけて内川を巡ります。
また、こちらの遊覧船には可愛すぎる副船長“猫のみーちゃん”がいることでも人気です。
- 運航時間
- 3〜11月/9:00~16:00、12〜2月/10:00~15:00
- 定休日
- 水曜日(祝日の場合は翌日休み)、年末年始
- 内川遊覧12橋巡り料金
- 大人(中学生以上)/1,500円、子供(小学生)/800円、小学生以下/無料
- 電話番号
- 0766-82-1830
- HP
- 新湊観光船
内川の近くのカフェでひと休み
内川の観光でひと休みしたい時におすすめなのが「カフェ uchikawa 六角堂」です。東橋の近くにたたずむこのカフェは築70年の建物を改築したもので、コーヒーと紅茶は全てオーガニック、メニューのほとんどが無添加というこだわりのお店です。ノスタルジックなカフェで優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。
※13歳未満は入店不可
- 営業時間
- 10:30~20:30
- 定休日
- 月曜日、第一火曜日(祝日の場合営業、翌日休み)
- 電話番号
- 0766-30-2924
内川へのアクセス
公共交通機関を利用する場合は、JR高岡駅より路面電車・万葉線に乗り、新町口駅で下車、所要時間は約40分です。海王丸パークへ向かう場合は、海王丸駅で下車してください。
車の場合、北陸自動車道の小杉I.C.を降りて約20分です。奈呉町駐車場または川の駅新湊駐車場が利用できます。
- 電話番号
- 0766-84-4649(射水市観光協会)
ノスタルジックな雰囲気を楽しめる富山県内川へ、ぜひ訪れてみてください。
この記事は2017年7月21日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。