大分旅行のおすすめスポット! 豊後大野市の絶景の滝&幻想的な水中鍾乳洞
大分県の南部に位置する豊後大野市には、滝がたくさんあることをご存じですか?迫力ある滝や、ノスタルジックな写真が撮れる滝、そして世界でも珍しい水中鍾乳洞をご紹介します。
日本の滝100選にも選ばれた「原尻の滝」
「原尻(はらじり)の滝」は「日本の滝100選」に選出された名瀑で、大きさは幅120m高さ20mで、ナイアガラの滝を彷彿とさせる滝です。滝の落ち口の上に道路が通っているので、間近で迫力ある滝の流れが見られます。春にはチューリップフェスタが開催されており、原尻の滝周辺で100種類50万本のチューリップが咲き誇ります。
また、近くにある「道の駅 原尻の滝」に併設されているレストランのテラス席では滝を眺めながら食事をいただけます。
- 住所
- 大分県豊後大野市緒方町原尻410
国の登録記念物にもなっている「沈堕の滝」
「沈堕(ちんだ)の滝」は明治時代には発電所があった場所で、かつてはダムの機能も作られていました。室町時代には雪舟が訪れて「鎮田瀑図」を描くなど歴史ある場所で、国の登録記念物に指定されています。滝が一望できる展望台がありますよ。
フォトジェニックな沈堕発電所跡地
滝の近くには、発電所跡が残っています。緑に覆われた遺跡のような姿がフォトジェニックで、撮影スポットとして人気です。
- 住所
- 大分県豊後大野市大野町矢田
- 電話番号
- 0974-27-4215(ぶんご大野里の旅公社)
日本最長の水中鍾乳洞! 「稲積水中鍾乳洞」
「稲積(いなずみ)水中鍾乳洞」は恐竜の時代よりもさらに昔、約3億年前に形成された鍾乳洞で、阿蘇火山大噴火により水没し、世界的にも珍しい水中鍾乳洞になりました。
洞内のほとんどを歩いて見学でき、無数の鍾乳石や透明度が高く底なしに見える渕など、幻想的な世界が広がります。
今なお研究が進められており、確認されている中では日本最長の水中鍾乳洞です。年間を通じ約16度なので、暑い時期には涼しく、冬場には暖かく過ごしやすいですよ。
- 住所
- 大分県豊後大野市三重町大字中津留300
- 電話番号
- 0974-26-2468
豊後大野市は大分市と熊本県阿蘇市のちょうど真ん中あたりに位置するので、大分観光や阿蘇観光で足を延ばして行くのもおすすめです。ぜひ訪れてみてくださいね。
この記事は2017年9月1日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。