どうする?海外旅行の直前にパスポートがないことに気付いてしまった時にすべきこと

「明日出発なのにパスポートがない!」「期限が切れてる!」など、海外旅行に不測の事態は付きものです。焦る気持ちはわかりますが、そんな時こそ一呼吸おいて最善を尽くしましょう。今回は、パスポートをなくしてしまった時の対処法をご紹介します。

まずは深呼吸して!警察で遺失物届を発行してもらおう

パスポート:イメージ
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パスポートが無い事に気付いたら、とりあえず深呼吸しましょう。カバンの中身をすべて出して、もう一度しっかり探してください。それでも無い場合は、最寄りの警察や交番に行って「遺失物届」を発行してもらいましょう。動揺するあまり、旅券センターに電話しても無駄骨になります。遺失物届を発行後、「パスポート紛失届」を提出します。本人以外では受け付けてくれないので、必ず本人が行ってくださいね。
「パスポート紛失届」に必要な書類は、「紛失一般旅券等届出書」と「証明写真」、免許書やマイナンバーカードなどの「本人確認書類」が必要です。本人確認書類の種類によっては、2つの提示を求められることがあるので注意しましょう。

ショック!パスポートの再発行は早くても一週間かかる…

困っている女性
パスポートの再発行は早くても一週間

「さあ、再発行の手続きはしたし、明日の旅行には間に合うかな?」と思ってしまった方、ごめんなさい…。パスポートは再発行ではなく、紛失届を提出後に新規発行という流れになります。混雑具合にもよりますが、早くても7日から10日はかかるようです。
料金も新規発行と同じ値段がかかり、一度手続きをしてしまえば、もし見つかったとしても古いパスポートは使えません。パスポートとはそれほど失くしては大変な、大事なものなのです。

海外旅行が決まったら、パスポートの管理を徹底しよう

パスポート:イメージ
パスポート:イメージ

パスポートがないと、海外旅行には行けません。海外旅行が決まったら、まずはパスポートの期限を確認し、管理を徹底してください。直前で慌てるのは御法度ですよ。
レアケースですが、緊急性のある仕事で海外に行く時、出張の書類などの旅行日程が証明できるものがあれば、もしかしたら少しだけ早く再取得ができるかもしれません。それでもパスポート紛失届を提出したその日にもらえるということはないです。
また、身内の不幸などの人道的な理由があれば、比較的早く再取得できるかもしれません。とはいえ、普通の娯楽としての旅行は緊急性の高いものとは見なされないので、事前のチェックが一番大切ですよ!

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