「津軽さ行がねか?」魅力あふれる青森県・津軽地方に行ってみよう!
青森県津軽地方と言うと、どんなイメージをお持ちですか? 真っ赤なリンゴに白い雪景色…。この記事では、津軽地方をもっと身近に感じられる楽しみ方をご紹介します。四季折々の観光スポットだけでなく温泉もありますよ。新幹線に乗っていざ津軽へ!
津軽地方とは?
本州最北端の半島のひとつである、津軽半島を含む津軽地方は、青森県の西部にあたります。日本海側に面していて冬の降雪量が多く、この気候を生かして栽培されるリンゴは日本一の生産量を誇ります。この津軽地方の中心都市はリンゴの街としても知られている「弘前市」です。
東京から津軽地方に行くには、北海道新幹線を利用し「奥津軽 いまべつ駅」が便利です。およそ3時間30分です。
少し知ると楽しい! 「津軽弁」
旅先での楽しみの一つといえば、地元の人とのふれあいですよね。津軽地方の方言「津軽弁」は独特の言い回しが多く、事前に頭に入れておくと旅がグッと楽しくなりますよ。津軽弁は、言葉を短縮する傾向があり簡潔な表現が多いのが特徴です。例えば「わ」は「私」、「な」は「あなた」になります。「んだ」は「そうだ」という意味で、「んだべ」は「そうでしょう」、「んだばて」は「そうだけど」と語尾によって意味合いが変わります。別れ際に用いられる「へば!」は「じゃあね!」という意味なんですよ。
津軽地方を代表する観光地と季節ごとのみどころ
龍飛岬
津軽地方を代表する観光地と言えば、津軽半島の先端にある「龍飛岬」です。美しい景色と「津軽海峡冬景色」の歌碑で人気ですが、日本で唯一の「階段国道(339号)」も名所となっています。高低差のある階段や民家の間を走る徒歩でしか通れない面白い国道です。
そして、ここからは季節ごとのみどころをご紹介します。
春・夏
春は「弘前城」の桜が咲き乱れる華やかな景色、夏は迫力満点の「ねぶた祭」を間近で体験してください。
初夏から初秋
初夏から初秋にかけては、田舎館村の「田んぼアート」を展望台から眺めましょう。稲で描かれる壮大なアートは圧巻です。
- HP
- 田舎館村 田んぼアート
冬
冬は、雪景色の中を走る津軽鉄道の「ストーブ列車」がおすすめです。車内の「ダルマストーブ」でスルメを焼いたり地元の人とおしゃべりしたり、心まで温まりますよ。
- 期間
- 12月1日〜翌年3月31日まで
潮風を感じる絶景の温泉で癒やされよう
青森県は温泉が多く、津軽地方にもいくつかの名湯があります。中でもおすすめは、目の前に日本海が広がる露天風呂「黄金崎不老ふ死温泉」です。海岸と一体化した開放的な露天風呂で、黄金色のお湯につかってリフレッシュしてみませんか? 晴れた日の青い空と海とのコントラストはとても美しく、水平線に沈むきれいな夕陽も楽しめます。
ちなみに、この温泉から南東方面に足をのばすと、秋田県にまたぐ世界自然遺産の白神山地があります。コバルトブルーの池「青池」が素敵なので、ぜひ見に行ってみてください!
白い雪国、津軽地方には彩り豊かな観光スポットがたくさん!! 四季折々の美しさを堪能しに、ぜひ津軽さ行が〜!
※情報は記事公開日時点のものになります。