スリランカのミステリアスな世界遺産「シギリヤロック」をご紹介!

スリランカ中部のジャングル地帯にそびえる「シギリヤロック」。約1,400年に渡り、密林に埋もれていたミステリアスな遺跡です。この遺跡の一風変わった歴史や美しい壁画など、その魅力をご紹介します。

孤独な王が築いた岩上の王宮跡

シギリヤロック

1875年に発見されるまで、密林に埋もれていたというミステリアスな遺跡「シギリヤロック」。その歴史は悲しみに満ちています。5世紀後半、王である実の父を殺し王位を奪った息子カッサパが弟の襲撃を恐れ、高さ約180mの巨岩の上に王宮を築いたのだと伝えられます。しかし、王都シギリヤは11年後に弟の手に落ち、短い歴史の幕を閉じたのです。 現在は世界遺産に指定され、多くの観光客が訪れる名所となっているんです。

いざ頂上へ!階段、階段、とにかく階段!

古代都市シギリヤ

シギリヤロックのふもとから宮殿のある頂上までは、約1,200段の階段を登ります。ごつごつとしていて高さがまちまちの岩の階段や、切り立った岩壁に設置された螺旋階段が続きますが、がんばって登りましょう!

岩肌に描かれた絶世の美女「シギリヤレディ」

シギリヤレディ

岩山の中腹には、「シギリヤレディ」と呼ばれる美女の壁画を見ることができます。こちらは王子が父王への鎮魂を込めたものとも言われています。当時は500人のシギリヤレディが描かれていたと言われていますが、風化により現在は18人の絵が残るのみ。壁画の保護のため、撮影は全面的に禁止されているのでご注意ください。
以前はフラッシュを焚かなければ撮影できましたが、2015年よりフラッシュ無しでも撮影できなくなりました。

巨大なライオンに守られている王宮

シギリヤロック

螺旋階段を登りきり、進んで行くと王宮への入り口である「ライオン・ポー(ライオンの爪)」に着きます。現在はライオンの手の部分しか残っていませんが、当時は頭部があったと考えられています。手の間から階段がさらに続いていて、ライオンに呑み込まれるようにして王宮へ入ったと言われています。
なんだかアトラクションみたいで面白いかも?できることなら、当時の姿の王宮を見てみたかったですね!

古代都市シギリヤから望む絶景

シギリヤロックからの眺め

ようやく頂上の「王宮跡」に着くと、そこにはジャングルを見渡す絶景が広がっています!この景色を独り占めしていた11年間、王カッサパは一体どういう気持ちだったのでしょうね。一番の目玉はなんといっても眼下に広がる景色ですが、景色沐浴場や観劇施設などの遺構もあり、当時の煌びやかな王宮の暮らしを物語るよう。

シギリヤロックへの行き方は?

シギリヤロック

コロンボ国際空港から行く場合、まずは最寄りの街ダンブッラに向かいます。バスで約6時間、ダンブッラからシギリヤロックへはバスやツアーも出ていますよ。
また、空港からでもツーリストカー(運転手付き車)の手配や日帰りツアーも利用できるので、予算や日程に合わせて決めてください。
なお、シギリヤロックの入場料は、外国人は一人30ドルになります。

世界遺産が多数あるスリランカの中でも特に人気のあるシギリヤロック。一生に一度はこの目で見てみたいですね!

■シギリヤロック
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