“サンドイッチ型城下町”って何?大分県杵築で江戸時代のような雰囲気を堪能!

大分県を代表する観光地で別府と大分空港の中間に位置する杵築(きつき)。600年もの歴史を持つ杵築城があり、武家屋敷や石畳の坂道が残る城下町らしい街並みが広がる風情あるスポットです。そんな杵築の街は、映画やドラマのロケ地としても使われています。

杵築の中心「杵築城」

杵築城

1394年の築城以来、600年もの間この町を見守ってきた杵築城は、北は高山川に、東は守江湾に囲まれる高台に建てられた天然の要塞です。水に囲まれた景色はとても美しく、3階の天守から見る城下町と自然の風景には心が安らぎます。見晴らしの良い日は四国の佐田岬まで望めるとか。
当初は築城した藩主の名前である「木付(きつき)」と命名されましたが、幕府朱印状に誤って「杵築」と記されてしまい、以来現在の名前となりました。

また島津の猛攻撃に2ヵ月も耐えたことから、別名「勝山城」とも呼ばれており、パワースポットとしても人気を呼んでいます。一帯は「城山公園」として整備され一般に開放されていますので天守を眺めながらゆっくり散策してはいかがでしょう。夜にはライトアップされますので、昼間とはひと味違う幻想的な風景を楽しむこともできますよ。

■杵築城
住所
大分県杵築市杵築16-1
電話番号
0978-62-4532
営業時間
9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日
入場料
一般/300円、小・中学生/150円

坂と武家屋敷が織りなす風景「杵築城下町」

酢屋の坂

日本で唯一“サンドイッチ型城下町”と呼ばれる杵築城下町。商家の集まる谷町通りを挟み、その南北の高台に武士たちが暮らしていました。そんなV字のような地形がサンドイッチのように見えることから、このように呼ばれています。
茅葺屋根の武家屋敷や石畳の坂道、土壁、石垣などまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような風景で、どこを切り取っても絵になります。
中でも北の「酢屋の坂」と南の「塩屋の坂」は杵築を代表する風景です。南側の坂の下で塩屋(酒屋)を、北側の坂の下で酢屋の商売を繁盛させたことに由来しており、江戸時代の町人たちの暮らしやこの町の様子を偲ばせます。

武家屋敷

上級武士たちの屋敷跡が並ぶ北台武家屋敷通りも見逃せません。 見事な茅葺屋根や美しい回遊式庭園、間口の広い玄関、紋入りの畳の縁、弓天井など質素ながら格式の高さが随所に見られ、身分の高い武士の邸宅であったことを物語っています。 江戸時代の武士の暮らしぶりを体感してみてはいかがでしょうか?

■酢屋の坂
■塩屋の坂
■北台武家屋敷・大原邸
住所
大分県杵築市杵築207
電話番号
0978-63-0001
営業時間
9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日
なし
入場料
一般/200円、小・中学生/100円

散策マップや地元ガイドさんの案内で杵築を満喫しよう

杵築市観光協会のホームページから城下町の散策マップやグルメマップがダウンロードできるほか、散策のモデルルートも掲載していますのでぜひお出かけ前にチェックしてみてください。また、地元の人による杵築の観光案内「城下町きつきボランティアガイド」の利用もおすすめです。

■一般社団法人 杵築市観光協会(ボランティアガイド申し込み先)
TEL
0978-63-0100
FAX
0978-63-0112
メール
info@kit-suki.com
ボランティアガイド料金
ガイド1名につき2時間まで1000円(1時間延長ごとに500円追加)
※施設入館料は別途。ガイドの予約は原則1週間前まで。

石畳の街並み散策には着物がおすすめ♪

着物を着て杵築を楽しむ女性

杵築観光協会が掲げる観光テーマの一つが“和服の似合う町”。
杵築のお店「レンタルきもの和楽庵」では300着にも及ぶ着物を揃え、レンタルおよび着付けを行っており、気軽に着物を着て街の散策をすることができます。着物姿で街を散策すると、公共観光文化施設の入館料が無料になったり、市内店舗で食事割引や粗品進呈などのサービスを受けられたりと、街全体が着物での散策をバックアップしています。艶やかな着物に身を包み江戸情趣溢れる城下町で写真撮影なんて素敵ですよね!

■レンタルきもの和楽庵
住所
大分県杵築市杵築372-4
TEL
0978-63-1210
営業時間
10:00~16:00(最終受け付け14:00)
※予約優先。予約はメールもしくは電話にて受付。詳しくは杵築市観光協会のホームページを参照
定休日
12/29~1/3
料金
きものレンタル(1名)/3,000円
カップルプラン(2名)/5,500円
レンタル内容
着物、帯、長襦袢、足袋、草履+着付け
※その他 バッグ、髪飾り、和傘は1点 100円でレンタルあり

杵築へのアクセス

大分空港から杵築城下町へは車で約25分です。
国東観光バスが路線バスを運行しており、杵築バスターミナルまで所要約30分(運賃690円)で。。
列車でアクセスする際はJR杵築駅が最寄り駅となりますが、駅から杵築城下町(杵築バスターミナル)までは車で10分ほどかかりますので、バスまたはタクシーでの移動がお勧め。路線バスで約10分(運賃290円)、タクシーで約10分(料金約1,600円)です。

■杵築バスターミナル

大分空港から近いうえ、別府に向かう途中にあることから、ちょっと立ち寄るにはもってこいの杵築。ここでしか見られない“サンドイッチ型城下町”は歴史好きならずとも旅情をかきたてられる風景が沢山。九州の旅を考えている方はぜひ行き先のひとつに加えてみてくださいね。

※情報は記事公開日時点のものになります。