平昌冬季オリンピック開催地「江原道・江陵(カンヌン)」観光ガイド
ソウルの東側に位置する地域「江原道」は韓国有数の観光地。人気の秘密は、ドラマ御用達の美しい風景、山・海の幸たっぷりの料理、そして直前に迫ってきた2018年の平昌冬季オリンピック開催地(平昌・旌善・江陵)があること!どこか懐かしい、でも新しい、韓国らしさ満点の江原道を3回に分けて先取りします!
前回までの「平昌(ピョンチャン)」、「旌善(チョンソン)」に続いて、江原道特集の最終回になる今回は、「江陵(カンヌン)」をクローズアップ。江陵は朝鮮時代から詩に詠われる景勝地や史跡が残り、夏は海水浴客で賑わう江原道観光のボリュームゾーン。高級リゾートも多くコーヒーの街、人気ドラマのロケ地として常に注目を集めます。冬はソウルより数度暖かく穏やかです。
見所1:安木海岸(アンモッヘアン)コーヒー通り
約700mの海岸通りに30軒以上のカフェがずらり。チェーン店から焙煎やデザートにこだわる個人店まで、どのお店も海が見える造り!季節のいい時期はぜひテラス席に。開催されるオリンピック競技は、アイスホッケー、スケート、ショートトラック、フィギュアなど。
江陵高速バスターミナルから安木海岸コーヒー通りまでは、江陵高速バスターミナルから202-1、302、303-1番バスで約30分。安木下車。1300W
見所2:海列車 正東津(チョンドンジン)駅
江陵高速バスターミナルから安木海岸コーヒー通りまで最も海に近い駅とされ、真っ青な海と白い砂浜が広がる「正東津駅」は韓国で最も早く日が昇る場所のひとつ!ここを発着し海岸線を走る「海列車」は大きな窓と海向きの座席が人気の観光列車。
見所3:グルメ女子にもおすすめの江陵
海の街江陵では海の幸も必食。なかでも山盛りの魚介類&ほろほろの鶏肉が入った「ヘゲタン」はご飯でシメたくなる逸品。
穏やかな味付けが魅力の江原道料理。江陵名物「草堂純豆腐」は海水をにがり代わりに使ったおぼろ豆腐で、薬味醤油がふわふわの豆腐をひきたてます。
ソウルから江原道・江陵までのアクセス
バスの場合
東ソウル総合ターミナルからバスで約2時間30分、江陵高速バスターミナル下車。1万5000W
または、ソウル高速バスターミナルからバスで約2時間40分、江陵高速バスターミナル下車。1万4600W
鉄道の場合
清凉里駅からムグンファ号(23時25分発の夜行列車=日の出列車)で約5時間、正東津駅下車。2万1100W(日中運行される列車もあり)
※正東津駅は韓国で最も早く日が昇る場所のひとつ。明け方は冷え込むので防寒具を忘れずに。正東津駅から江陵市内まではタクシーで約25分
- 平昌
- 開会式・雪上競技
- 旌善
- 雪上競技
- 江陵
- 氷上競技
- オリンピック
- 2018年2月9日~2月25日、15種目
- パラリンピック
- 2018年3月9日~3月18日、6種目
※情報は記事公開日時点のものになります。