タイのビーチリゾート・クラビのジャングルに流れる滝の天然温泉「クロントム温泉」が気持ちいい!
年間の平均気温がおよそ30℃というタイで、「たくさんの人が押し掛ける大人気の天然温泉があるらしい?!」との噂を聞きつけ、早速行ってきました!
ジャングルの温泉へはどうやって行く?
タイ南部のビーチリゾート、クラビから南東へ約70キロ、車で1時間くらいのクロントム地区に、噂の「クロントム温泉」があります。入場料100バーツ(約300円)を入り口で支払って、そこから「HOT STREAM」の看板をたどって進みますが、この先に温泉があるとは到底思えないジャングルのような道のりです。湿気と熱気だけを感じつつ歩いていると、ジャングルの奥から湯けむりが漂うのが見えてきます。ついに温泉に到着!
流れる滝の温泉「クロントム温泉」とは?
大自然に広がる美しい滝は、見た目からは温泉であることが信じられません。川遊びしているように見えるこの光景ですが、れっきとした露天風呂。ここは熱いお湯が滝となって流れているという、世界でも珍しい温泉なのです。クラビ周辺の地質は石灰岩で、天然のカルシウム炭酸温泉が湧き出し、棚田を作るようにして川に流れ出ています。硫黄を含むこのお湯は、怪我の治療に良いと言われ、地元の方々も療養に訪れるんだそう。
温泉の浸かりごこちは?
実際に入ってみると、とにかく「気持ちいい」のひとこと!お湯の温度は40℃ほどで、日本人にもちょうどよい温度。滝の上部は熱く、下に流れ落ちるにつれて徐々にぬるくなり、最後、川に到達すると水になります。カルシウム成分で削られた段々畑のような石灰棚は、丸みを帯び、ちょうど湯船のようになっていて入りやすく、浴槽としても完璧!水はクリアに透き通っていて湯量も多く、いつも新鮮な源泉かけ流しです。熱くなったら水風呂の代わりに川へ飛び込むことも出来るので、熱帯のタイでありながらも充分に温泉を楽しむことが出来ます。
南国のジャングルの中で入る露天風呂は、想像以上に快適で気分爽快!旅の疲れを癒してくれて、1日中のんびりしていたくなります。温泉としてかなりレベルの高いクロントム温泉は、日本の温泉マニアにも自信を持ってお勧めできる優良な温泉でした!
少しアクセスの不便な場所ですが、クラビの街からは温泉に行くツアーも多く出ているので、ぜひ大自然の天然温泉で癒されてみてくださいね♪
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