シンガポール初の世界遺産「シンガポールボタニックガーデン」ってどんなところ?

シンガポールの国立植物園「シンガポールボタニックガーデン」は、約40万平方メートルもある巨大な植物園です。2015年にシンガポール初の世界遺産に登録されました。なんと、この植物園は一部を除いて入場無料です。広大な敷地のなか、森林浴を楽しみ、美しい花々を見て美味しい食事ができるこの「シンガポールボタニックガーデン」をさっそくご案内しましょう。

目次

  1. 珍しいショウガの花が見られる「ジンジャーガーデン」
  2. レストラン「ハリア」で、ジンジャー料理や地元グルメを
  3. 世界最大級のラン園「ナショナルオーキッドガーデン」
  4. 朝食を楽しめるレストラン「カーサ・ベルデ」

珍しいショウガの花が見られる「ジンジャーガーデン」

シンガポール ボタニックガーデン
シンガポール ボタニックガーデン

「シンガポールボタニックガーデン」の見どころは、まず「ジンジャーガーデン」です。ここは、東南アジア、中南米などの熱帯地方に分布するショウガ科の植物が集められたエリアです。日本では、ショウガの花というのはあまりなじみがありませんが、熱帯植物特有のトロピカルな花々を見ることができます。ショウガの花は咲いている時間が短いので午前中に訪れるのがおすすめです。

レストラン「ハリア」で、ジンジャー料理や地元グルメを

ランチには、ジンジャーガーデンに面するレストラン「ハリア」がおすすめです。「ハリア」とは、マレー語でショウガという意味。このレストランでは、ショウガをふんだんに使ったランチセットやドリンク、シンガポールならではのチリクラブソースのスパゲッティーなどが味わえます。緑に包まれながら、のんびりランチタイムやティータイムを楽しんでくださいね。

世界最大級のラン園「ナショナルオーキッドガーデン」

シンガポール ボタニックガーデン ナショナルオーキッドガーデン
シンガポール ボタニックガーデン ナショナルオーキッドガーデン

シンガポールボタニックガーデンで必ず訪れたいのが「ナショナルオーキッドガーデン」です。ボタニックガーデン内では、ここのみ有料で大人5ドルとなっています。1000種以上のランをコレクションした世界最大級の国立ラン園で、日本では見られない希少なランを見ることができます。また、ランで彩られた噴水や人工の滝などが点在し、ゆったりとランを見ながら散策が楽しめます。

朝食を楽しめるレストラン「カーサ・ベルデ」

シンガポール ボタニックガーデン
シンガポール ボタニックガーデン

旅行者にとって、効率よく観光スポットで朝食を楽しめるって嬉しいですよね。シンガポールボタニックガーデン内のレストラン「カーサ・ベルデ」は、カジュアルなイタリアンレストラン。朝07:30から営業しているので、ここで朝食をいただいてから園内を回るというのもおすすめです。シンガポールボタニックガーデンへの行き方は、MRTのボタニックガーデン(Botanic Garden)駅から徒歩1分のゲートもありますが、オーチャードロードからタクシーで10分ほどの「ナッシムゲート」からの入園が便利です。

シンガポールボタニックガーデン
住所
1 Cluny Rd, Singapore 259569
開園時間
05:00~24:00

希少なランやトロピカルフラワーなど、さまざまな植物を見学できる「シンガポールボタニックガーデン」。園内にあるレストランで緑に包まれながらおいしい料理を味わったりなど、いろいろな楽しみ方ができるのでぜひ、行ってみてくださいね。

この記事は2017年7月9日に公開されたものを編集したものです。
 

※情報は記事公開日時点のものになります。