• 南まい

豪華客船クルーズ旅行が世界中で大ブーム!実際に乗船してみて感じた3つの魅力とは?

プライド・オブ・アメリカ

ここ数年、クルーズ船での旅行が世界的に大ブーム!不安定な国際情勢が影響してか、海外旅行の件数は減少傾向にありますが、その反面クルーズ船での旅行人口は順調な右肩上がりで、年間の乗船客数はこの10年で3倍近くに伸びています。また世界各国で10万トン、定員が2,000人以上の大型クルーズ船が年間10隻以上造船されており、エンターテインメント性の高い豪華客船がぞくぞくと登場しています。そんな今注目を浴びるクルーズ旅行ですが、実際はどうなの?ずっと船の上って飽きないの??という疑問も…。ということで、実際に私が乗船してきた『ハワイ4島クルーズ』の体験レポートをご紹介!乗ってみて感じたクルーズ旅行の3つの魅力をお伝えします。

プール

①移動が楽ちん♪起きたら次の寄港地で遊べるのが最高!
私が乗船したのは「プライド・オブ・アメリカ」という船で、重量約8,000トン、乗客乗員数3,000人という大型船。そのうちスタッフ数は約900人。こんなに多くの方々が私たち乗客のお世話をしてくれます。ハワイのオアフ島からスタートして、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島を順に周ってまたオアフに戻るというルートです。本来、ハワイの他の島に行く場合は、飛行機を使うなどなかなか面倒ですが、船に乗ってしまえば次の日にはもう別の島。各寄港地で1日遊んで、また船に戻って朝目覚めたら別の場所にいるという楽ちんさは、やっぱりクルーズならでは!船での連泊になるので、普段の旅行でホテル移動に使う時間と手間も省けます。

船内パフォーマンス

② 船上がテーマパーク!クルーズ中もカジノやイベント、ショーなど楽しみいっぱい♪
船上にいる時間が長いと飽きないの?という不安はすっかり裏切られ、むしろ忙しいほどのエンターテインメントの充実っぷりでした!毎日配られる船内新聞には船内イベントのタイムスケジュールがびっしり書き込まれていて、約500人収容のシアターでの本格的なミュージカルショーや、フラダンスレッスン、レイ作り体験会、実演クッキング試食会など、休む間もなく船内の様々な場所でイベントが開催されています。また船内施設は、巨大な屋外スイミングプールやジャグジー、フィットネスジムやスパ、ゴルフ練習場、卓球場、ショッピングエリアなど、いくら時間があっても足りないくらいに充実していて、もはや動くテーマパーク!と言えるほど、ずっと飽きずに楽しんで過ごせました。

料理

③美食フルコースが食べ放題!24時間フリーフードにVIPレストランも多数
船内は「フリースタイルダイニング」となっていて、いつでも好きな時間、好きな場所で、好きなだけ食事をとることができます。夜のメインダイニングは毎日メニューが変わるフレンチの美食フルコースで、どの皿をいくら頼んでもOK!メインに迷ったら肉とお魚をどちらも頼んでも、デザートメニュー6種を全部オーダーすることだってできちゃうんです!(食べ過ぎ?笑)好きなものを好きなだけ、お腹に合わせて頼めるから毎日飽きることもありません。

レストラン

その他、ビッフェスタイルのレストランや24時間営業のダイナー、また少しの追加料金で利用できるVIPレストラン、寿司バー、ステーキハウスなど多数あって、特別な日にはそちらでの食事もおすすめです。毎日船上での食事なんて飽きると思っていたのですが、想像以上の食のクオリティの高さに感動!毎日、美味しく食事を楽しみながら頂けました♪

キャビン

ということで、大満足のクルーズ旅行!毎日、夕日を見ながらオシャレな船上バーのカクテルで乾杯♪なんて、クルーズならではの贅沢な時間が過ごせました。もし今後クルーズ旅行を検討するなら、お部屋は外側バルコニー付きがおすすめ!私の宿泊した窓のない内側キャビンは少し窮屈に感じましたが、バルコニー付きならお部屋から海が眺められて、よりクルーズ感が演出されます。今回はハワイ4島でしたが、最近では地中海クルーズやカリブ海クルーズなども人気です。また大型船が世界中に増えたことにより以前より価格が下がり、思いのほかリーズナブルなプランが出てきています。新しい旅行のスタイルとして、次のバカンスには今大注目の豪華客船クルーズの旅はいかがでしょうか?

※情報は記事公開日時点のものになります。

510日間100ヶ所以上の世界遺産を周って世界一周しました! 女ひとり旅本「独女世界放浪記」(ポプラ社)を出版後、 NHK BS1「エルムンド」海外レポーターとして約70日間の世界二周目も達成! 現在は添乗員として月の半分以上を海外で過ごしています。訪問国数80カ国以上。