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知られざるヨーロッパの穴場スポット!スペインとフランスの国境に挟まれたお買い物天国「アンドラ公国」

アンドラ

こんにちは。皆さんはヨーロッパの南西ピレネー山脈の盆地に位置する「アンドラ公国」という独立国家をご存知でしょうか?人口約71,000人、面積は468 km²という日本の金沢市と同じくらいの小国で、スペインとフランスという大国に挟まれながらも、この存在はあまり世界に知られていません。公用語はカタルーニャ語ですが、スペイン語、フランス語、ポルトガル語も話され、周辺国から多くの観光客が訪れます。首都のアンドラ・ラ・ベリャは、ピレネーの山々に囲まれ景色が素晴らしく、石レンガの建物で色彩が統一されたオシャレで美しい街並みが広がっています。

アンドラ

アンドラ公国に訪れる観光客のお目当ては、なんといってもショッピング!日本の消費税にあたる付加価値税が安く、ヨーロッパ中の人々がお酒、タバコ、電子機器などを求めて買い物に訪れます。アンドラは、EUに非加盟な為に定められた税率がなく、スペインが21%、フランスが20.0%であるのに対しアンドラは4.5%と、周辺国の4分の1程度の付加価値税となっています。その為フランス産のものがフランスより安く、ディスカウントスーパーではビールが0.3ユーロ程度で購入できるなど、破格のお買い物天国となっています。

アンドラ

また、ショッピングだけでなくホテルやレストランも周辺国に比べてリーズナブルで、比較的安く滞在できるのも魅力のひとつ。フランスのトゥールーズからピレネー山脈を越えてアンドラへ、さらにアンドラからスペインに抜ける国際バスが出ているのでアクセスも良く、特にバルセロナまではバスでたった3時間ほどで到着します。絶景とショッピングが楽しめるアンドラ公国は、今後ヨーロッパで注目の穴場スポットになりそうですね。

※情報は記事公開日時点のものになります。

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