「ベルサイユのばら」ファンなら絶対に行きたいフランスの観光名所7選
少女漫画『ベルサイユのばら』ファンなら、生涯に一度は行ってみたい憧れの地フランスのパリ、ヴェルサイユ。通称「ベルばら」の聖地となっている観光名所を7つをご紹介します。
この記事のもくじ
- フランス絶対王政の象徴「ヴェルサイユ宮殿」
- パリの風物詩「セーヌ川」
- マリーが愛した「プチ・トリアノン」
- パリ市内最古の庭園「チュイルリー庭園」
- オスカル絶命の地「バスティーユ広場」
- マリーも収容された監獄「コンシェルジュリー」
- 悲しみの世界遺産「コンコルド広場」
庭園の美しさは世界有数。世界遺産「ヴェルサイユ宮殿」

“フランス絶対王政の象徴”パリの南西22kmに位置する言わずと知れた世界最大級の宮殿。広大な敷地ときらびやかな内装には驚くばかり。全てを見尽くすには数日かかるでしょう。鏡の回廊に立つと、貴婦人たちが舞う舞踏会が目に浮かびます。
パリの歴史と共に流れてきた「セーヌ川」

パリの風物詩セーヌ川。パリ市内の河岸は世界遺産に認定されています。哀愁あるアコーディオンの音色が聞こえてくるようです。
マリー・アントワネットが愛した離宮「プチ・トリアノン」

ヴェルサイユ宮殿から2km離れたところにある小離宮。マリー・アントワネットが王宮の窮屈な暮らしから逃避して入り浸った理想の楽園です。憧れの農村を作り上げたものの、実際のところ土いじりは一切しなかったとか。
パリ市内最古の庭園「チュイルリー庭園」

広大なチュイルリー宮殿の跡地。涙なくしては語れないアンドレが戦死した場所です。フランス革命時、この場所でドイツ人騎兵と衝突した民衆をフランス衛兵隊が援護したという話が残っています。オスカルの姿が思い出されます。
フランス革命発端の地「バスティーユ広場」

オスカル絶命の地。ベルばらファンにとっての聖地はヴェルサイユ宮殿よりもむしろこの場所かもしれませんね。フランス革命時に民衆が襲撃したバスティーユ牢獄の跡地であり、今は革命の記念柱が建っています。
マリー・アントワネットも収容された監獄「コンシェルジュリー」

マリー・アントワネットが処刑までの2ヵ月間を過ごした牢獄です。革命期には大勢が収容されており「最も過酷な牢獄」と恐れられていました。内部にはマリー・アントワネットの独房が再現されています。
フランス革命時の処刑場の跡地「コンコルド広場」

フランス革命時の処刑場の跡地です。ルイ16世やマリー・アントワネットをはじめとするおよそ2800人がこの地で断頭台の露と消えました。オベリスクや噴水が有名なパリの中心にある広場で、7月14日の革命記念日にはパレードが行われます。
ベルばらファンならずとも見どころ盛りだくさんのフランスですが、フランス革命を知っているとより深く楽しめます。「あの手の少女漫画は苦手」と言わず、ぜひ『ベルサイユのばら』を読んでから行ってみてください!フランス旅行を数倍楽しめますよ!
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