街中が小人だらけ!? ポーランドのベニスとも呼ばれるヴロツワフはどんなところ?
1000年以上の歴史があるポーランドのヴロツワフは美しい街並みが見どころのほか、街中に置かれた小人像が可愛く、小人探しの散策が楽しめるとして人気の街なんですよ。
ヴロツワフはどんな街?
ヴロツワフがあるのはワルシャワから約350km離れた、チェコやドイツの国境に近いエリアです。1000年以上の歴史の中でさまざまな国の一部となっていて、各国の文化が混ざりあった独特の雰囲気が魅力です。
街の中を流れるオドラ川には12の島が浮かび、合計100以上の橋がかかる水の都です。その景色から「ポーランドのベニス」とも呼ばれています。
小人が住んでいる街ヴロツワフ
「小人が住んでいる街」と呼ばれるヴロツワフ。現在380以上の小人像が設置されていて、名前や職業、伝説など、ひとりひとり違うキャラクターが設定されています。言葉がわからなくても、寝転がっていたり、歌を歌っていたりする様子が可愛いので、見るだけでも楽しめます。街中に小人がいるなんて、まるで絵本のようですね。
お土産屋さんや観光案内所では「小人像マップ」を配布しているほか、ホームページでも公開しているので、お目当ての小人像を効率よく見て回れますよ。
小人を探しながら、美しい街並みを散策してみてくださいね。
おすすめの観光スポット「レオポルディア講堂」
ヴロツワフでは街並みの散策はもちろん、歴史ある建物がたくさんあるのも見どころです。中でも多数のノーベル賞受賞者も輩出している「ヴロツワフ大学」は300年以上の歴史を持ち、宮殿のような建物が美しいんです。
いくつかの施設は観光客にも開放されていて、一番の見どころは「レオポルディア講堂」です。18世紀に建てられたこの講堂は豪華なバロック様式ホールとして有名です。
- 住所
- plac Uniwersytecki 1, 50-137 Wrocław
- 開館時間
- 10:00~15:30
- 定休日
- 水曜日
ヴロツワフへのアクセス
ヴロツワフへの日本からの直行便はありませんが、ワルシャワから約1時間で行けるほか、ドイツから近いのでフランクフルトやミュンヘンを経由して行くのが便利です。
列車を利用する場合はワルシャワから約5時間、クラクフから約4時間です。
- 住所
- Rynek 14, 50-101 Wrocław(観光案内所)
街中に小人がいるなんてなんとも素敵ですね。絵本のような景色が楽しめるヴロツワフへ行ってみませんか?
この記事は2018年3月19日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。