初夏の旅行におすすめ! 北海道富良野ラベンダー畑の観光人気スポット7選!
初夏の北海道を代表する絶景、ラベンダー畑は一度は見てみたいものですよね。目にも鮮やかなラベンダーの紫色とさわやかな香りにつつまれ、癒やしの時間を堪能できます。この記事では、そんな美しいラベンダー畑を楽しめるスポットを7つご紹介します。
目次
富良野ラベンダー畑の見頃はいつ?
ラベンダーの見頃は品種によって異なりますが、やはり初夏がメインシーズンとなります。早咲きのラベンダーだと6月下旬から色づき、ほのかに香りも感じられるようになります。
そして、富良野市で最も作付面積が多い「おかむらさき」のほか、「はなもいわ」や「ようてい」など多くのラベンダーは7月中旬頃に最盛期を迎えます。遅咲きのラベンダーだと8月上旬まで楽しめますが、シーズンの終わりに差し掛かると株を保存するための刈り取りが始まるラベンダー園もあるので、観光は7月までがおすすめです。
日本最大級! 「ファーム富田」のラベンダー畑は圧巻
広大な敷地を有する「ファーム富田」では、まるで紫色の絨毯を敷き詰めたかのようなラベンダー畑を見ることができます。ラベンダーのほかにもマリーゴールドやポピーなど色とりどりの花が咲き、見ごたえ十分な花園となっています。
そして、ファーム富田から4kmほど東に行くと、日本最大級のラベンダー畑「ラベンダーイースト」があります。ここではラベンダー色のトラクター「ラベンダーバス」に乗りながら、園内を散策することができます。爽やかな香りが心地よい風に運ばれて、癒やされます。
また、ファーム富田に併設されているカフェでは、淡いラベンダーカラーのソフトクリームが人気です。北海道の濃厚なミルクとさっぱりとしたラベンダー風味は暑い日にもぴったりです。
8月になっても楽しめるラベンダー畑といえばココ
「日の出ラベンダー園」は小高い丘の上にあり、頂上には「愛の鐘」のモニュメントが設置されています。結婚式が行われることもあり、そのロマンチックな雰囲気からカップルにも人気のスポットとなっています。また、何といっても展望台からの眺めは素晴らしく、西側にはラベンダー畑、東側には十勝連峰が広がっており、ずっと眺めていられます。
さらに、こちらのラベンダー園は遅咲きの「おかむらさき」という品種を中心に栽培しているので、6月下旬から8月上旬まで、比較的長い期間楽しめるのも魅力です。
- 住所
- 北海道空知郡上富良野町東1線北27号
- 電話番号
- 0167-45-6983(上富良野町役場企画商工観光課商工観光班)
- 駐車場
- あり
- アクセス
- JR富良野駅から徒歩約15分
- HP
- 日の出ラベンダー園
「彩香の里」ではラベンダーの摘み取り体験が可能
「彩香の里」は約6ヘクタール(15,000坪)という広さの中で、ラベンダーのほか、サルビアやマリーゴールド、ひまわりなど四季折々の花を観賞できるスポットです。併設されたカフェレストランやショップでは、ラベンダー畑を見ながら北海道産のメロンやとうきびなどを味わったり、お土産にラベンダーのポプリやドライフラワーなどを購入したりと、楽しみ方もいろいろです。
また、シーズン中の彩香の里ではラベンダーの摘み取り体験も行っています。一人あたり1,000円で、園内に咲くさまざまなラベンダーを袋に好きなだけ詰めることができる大人気の体験となっています。家に帰ってからも新鮮なラベンダーの香りを堪能できるのも魅力的です。
手作り体験が楽しめる「フラワーランドかみふらの」
「フラワーランドかみふらの」の約10ヘクタールの花畑では、7月が見頃のラベンダーをはじめ、5月にはプリムラ、6月にはルピナス、8~9月にはコスモス、マリーゴールドなど彩り鮮やかな花に出合えます。
このフラワーランドかみふらのの一番のおすすめポイントは、何といってもラベンダーを使った手作り体験の多さです。最も人気が高いのが、ラベンダーポプリを使った安眠わたまくらの手作り体験。約10分で素敵なお土産を製作することができます。また、押し花を使ったハガキやプレート作りも人気で、お気に入りの花を使って自分好みに仕上げれば、最高の一品になること間違いなしです。ほとんどの体験が1,000円以下でできるので、1つとは言わずいくつか体験してみてはいかがでしょうか?
- 住所
- 北海道空知郡上富良野町西5線北27号
- 電話番号
- 0167-45-9480
- 営業時間
- 9:00~17:00(6月~8月は18:00まで) ※お花畑の開園期間:6月〜9月
- 駐車場
- あり
- アクセス
- JR富良野線上富良野駅から車で約10分
- HP
- フラワーランドかみふらの
リフトから眺めるラベンダー畑「中富良野町営ラベンダー園」
ここ「中富良野町営ラベンダー園」は、夏はひまわり、サルビア、マリーゴールドなどが色鮮やかに咲き誇りますが、冬は北星山スキー場に返信します。そのため、他のラベンダー園にはない、観光リフトに乗って鑑賞するという贅沢な体験が可能です。一面に広がるラベンダーの絨毯の上をゆったりと進むひとときは忘れられない思い出になることでしょう。
観光リフトは大人(高校生以上)が400円、小中学生が200円、未就学児は無料となっており、チケットは園内で購入可能です。また、ラベンダーの摘み取り体験と観光リフトがセットになったチケットもあり、そちらもおすすめです。
- 住所
- 北海道空知郡中富良野町宮町1番41号
- 電話番号
- 0167-44-2123(中富良野町役場産業建設課産業係)
- 駐車場
- あり
- アクセス
- JR富良野線中富良野駅から徒歩約15分
- HP
- 中富良野町営ラベンダー園
北海道ならではの体験を一度にたくさん楽しめる「四季彩の丘」
「四季彩の丘」は、夏、冬それぞれに魅力のある観光スポットです。夏場は「ノロッコ号」と呼ばれるトラクターバスやバギーに乗りながら、ひまわり畑やラベンダー畑の中を散策できます。特に、展望花畑からの眺めは素晴らしく、絶好の撮影ポイントです。
冬場はうって変わって、色鮮やかな花畑が真っ白な雪原に姿を変えます。ウィンターシーズンに人気のスノーモービルは迫力満点で難しそうに見えますが、初心者でも手軽に楽しめると人気です。そのほかに通年営業している「アルパカ牧場」も人気スポットの一つ。エサやり体験など、可愛らしいアルパカとふれあえます。
「麓郷展望台」の花々が作り出すレインボーロード
38種類ものジャムやそれを使ったさまざまな商品を購入できる「ふらのジャム園」の中にある麓郷展望台も、ラベンダー畑を見るのにおすすめの観光スポットです。
特に、違う色の花が一直線に植えられた「レインボーロード」はSNS映え間違いなしの撮影ポイント。その美しさには思わず息をのんでしまいます。この展望台の周辺には夕張山地や十勝連峰もあり、農水省の風景百選にも選ばれた絶景が広がっています。運が良ければエゾシカやエゾウサギ、キタキツネなどの野生動物も見られるかも?
いかがでしたか? 富良野にはたくさんのラベンダー畑があり、幅広い世代に人気です。ひとつのラベンダー畑をじっくり観光するのも良し、多くのラベンダー畑を訪れてみるも良し! もうすぐ見頃の季節。ぜひ富良野のラベンダー畑を訪れてみてください!
この記事は2019年6月5日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。