夏の北海道で絶品グルメを堪能。積丹半島の赤バフンウニが美味しすぎる!
北海道・積丹(しゃこたん)半島で夏の間だけ少量獲れるバフンウニ、通称「赤バフンウニ」をご存じですか? とってもクリーミーで強い甘みが特徴。ほとんどが地元で消費されてしまうため、町外にあまり出回らないんだとか。
積丹ブルーの美しい景色と、美味しすぎる赤バフンウニをご紹介します!
目次
積丹半島はどんな場所?

北海道西部、小樽の先に位置する積丹半島は“積丹ブルー”と呼ばれる海が広がる美しい場所です。ウニやアワビ、サクラマスといった海産物が豊富で、とりわけウニは「積丹の夏の味覚」として昔からの名物なんです。
積丹へのアクセスはレンタカーを手配していくのがおすすめ。新千歳空港から車で約2時間ですが、途中札幌や小樽、余市で観光を楽しんだりしながら何日かかけてのんびり向かうのも良いでしょう。公共交通機関を利用する場合は、札幌または小樽からバスが出ており、所要時間は新千歳空港から3~4時間。
積丹半島に行くなら絶対行きたい「神威岬」

積丹ブルーという名がつくほどに青い海を眺められる神威岬(かむいみさき)は、積丹観光では外せない絶景スポットです。
岬にはチャレンカの道という遊歩道が伸びており、徒歩約20分で先端に到達します。かつて女人禁制だった名残で遊歩道の入り口にゲートがあり、季節ごとに開閉時間が異なるので気をつけましょう。また強風の時は時間に関わらず閉まるようです。
日本海に突き出したこの岬からは緩やかに弧を描いた水平線が見られ、夏にはエゾカンゾウの黄色い花が咲き乱れます。時間に余裕を持って行き、遊歩道で神威岬の先端で海をのんびり眺めるのがおすすめです。時間が合えばローソク岩に落ちていく夕日も見られます。
ハートの島が見える「黄金岬」

神威岬より手前にある美国エリアの絶景スポットが黄金岬。こちらも積丹ブルーの海を眺められる自然豊かなスポットで、チャシナの小道という遊歩道を通って展望台に行けます。
この展望台から見える島は、上空から見るとハート形。キュートなその形に似合わず悲恋の言い伝えがあるパワースポットだそう。
- HP
- 黄金岬
夏限定の「赤ばふん生うに丼」を食べよう!

積丹で獲れるウニは身が白っぽいムラサキウニと、身が濃いオレンジ色のバフンウニの2種類。上品な甘みのムラサキウニももちろん美味ですが、ぜひいただきたいのがバフンウニ! 赤バフンウニとも言われるほどの濃いオレンジ色でと、より濃厚な甘みが特徴です。6~8月解禁で夏しか食べられないことから「幻のウニ」とも言われ、これだけのために積丹に行く方もいます。
そんな赤バフンウニ、町の食堂でいただけるので、ぜひ訪れましょう。店長さんが漁師であることから特に人気が高いのが食堂「みさき」。人気メニューの「赤ばふん生うに丼」はその日獲れた分だけの提供となっており、午前中に行かないと売り切れることがほとんど。開店前から並ぶ方も多いそう。
絶景露天風呂でリラックスしよう「岬の湯 しゃこたん」

photo by mizoguchi.cojii
積丹岬と神威岬(かみいみさき)が望める露天風呂がある立ち寄り湯「岬の湯 しゃこたん」は、観光スポットを巡って疲れた体と心を癒やす最高の場所です。積丹ブルーを一望するのもいいですが、夕日に染まる日本海が見られる夕方もおすすめ。
湯は内湯・外湯ともに男女で別れており、脱衣所などの設備も比較的綺麗で脱衣所に鍵をかけられるので安心です。
- 営業時間
- 4~10月/10:00~21:00(最終受付20:30)、11~3月/11:00~20:30(最終受付20:00)
- 定休日
- 4~6・9・10月/水曜日、11~3月/水・木曜日、7・8月/無休
- 料金
- 大人(中学生以上)/610円、小人(小学生)/310円(11~3月は260円)
- 電話番号
- 0135-47-2050
- HP
- 岬の湯しゃこたん
今年の夏は獲れたて新鮮、幻の赤バフンウニを食べに積丹へ行こう!
この記事は2018年5月30日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。