大阪「万博記念公園」でカメラ散歩はいかが? フォトジェニックスポットを徹底解説!
大阪・万博公園エリアというと、EXPO CITYやフリーマーケットなどの催しがメインとなってきている気がしますが、「太陽の塔」がある万博記念公園へもお忘れなく。公園として捉えれば面白味がないかもしれませんが、“写真を撮りに行く”という目的で行くとそれはそれは楽しいスポットなのです。
まずは万博のシンボル「太陽の塔」を撮ろう
まずは腕馴らしとして「太陽の塔」を被写体としましょう。公園のエントランスを通過したら、すぐに太陽の塔がどーんとお出迎え。逆に望遠レンズだと近すぎて撮りにくいかもしれません。もちろんディティールを撮るのであれば望遠レンズも良いと思います。また太陽の塔には3つの顔があるので、探しながらすべて写真に収めてみてください。
ガチャガチャなどで入手できるミニチュアサイズの太陽の塔はとても可愛らしいので、ぜひお土産にどうぞ。
万博記念公園駅の歩道橋からも見られますが、望遠レンズなしだとちょっと遠いかもしれません。
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 電話番号
- 06-6155-5601(万博記念公園)
「梅林」はオフシーズンでもフォトジェニック
それでは園内散策に参りましょう。まずはエントランスから西へ向かって歩いて行くと
「梅林」があります。木の本数がとても多くて地面の緑が映えるので、花が咲いていない時期でも、なかなか味のある写真が撮れます。
「花や木、風景を撮るのはつまらない」とおっしゃる方もいます。確かに人間や動物など、動きのあるものは、さまざまな表情を見せるので楽しいですよね。ですが、自然に触れながら自然を撮ることは、同時に人間を知ることにもなるので、とてもいい効果をもたらしてくれますよ。ぜひ撮り続けてその魅力や自然の偉大さ、繊細さに気付いていただけたらと思います。
また、万博公園内には、穏やかに流れるものから豪快な水量のものまで、さまざまな水流があります。水流も素晴らしい被写体になりますので、ぜひトライしてみてください。シャッタースピードを速くすれば撮りやすくなりますが、その分露出(明暗の設定)には気を付けてください。
「自然文化公園」内の四季の花々を撮ろう
万博記念公園は「花の公園」であると言えるでしょう。とくに「自然文化園」のコスモスの種類の多さと畑の広さは格別です。
花を撮るときには、まず撮りたい花を選別することから始めましょう。できるだけ花びらが傷んでいないものや、花粉に乱れがないなどを選びます。そして気に入った花を見つけたら、方向や背景に気を付けて複数枚撮るのがおすすめです。そして真上から、下からと、アングルを変えて動きもつけてみましょう。なんとなく花の集合体を撮るのもいいですが、「この子(花)を選んだ」「これを撮る」という明確な意図を示すと、写真により“味”が出ると思います。
- 入園時間
- 9:30~17:00(最終入園16:30)
- 休園日
- 水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 入園料
- 大人/260円、小中学生/80円 ※日本庭園・自然文化園共通
- 電話番号
- 06-6877-7387(万博記念公園 総合案内所)
滝が見どころ! 日本庭園で写真を撮ろう
万博公園の東側には、素晴らしい「日本庭園」が4つもあります。上代(平安)、中世(鎌倉・室町)、近世(江戸)、そして現代の日本庭園があります。近世庭園はエントランスからバラ園を通り抜け、日本庭園エリアの入口すぐのところにあります。こちらは建物の上から庭園を眺められ、豊かな水やもみじの葉は風雅です。休憩所としても利用できます。
上代庭園は、入口から約徒歩10分歩いたところにあります。こちらは迫力のある岩と穏やかな池、そして周りに木々が植えられ、とくに各庭園の水流の源泉となっている滝の美しさは写真に収めずにはいられないでしょう。
- 入園時間
- 9:30~17:00(最終入園16:30)
- 休園日
- 水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 入園料
- 大人/260円、小中学生/80円 ※日本庭園・自然文化園共通
- 電話番号
- 06-6877-7387(万博記念公園 総合案内所)
大阪「万博記念公園」で、カメラ片手に散策してみませんか?
この記事は2017年11月4日に公開されたものを編集したものです。
※情報は記事公開日時点のものになります。